執筆の悩み

小説を写経して文章力を上げたい! メリットやデメリットはある?

目安時間 14分

小説を書いていて常に発生する悩みに文章力というのがありますよね。

 

いざ書いてみても自分でイメージしていたように表現できなくて悩んでしまいます。

 

古くからある小説の文章力向上方法に「写経」がありますね。

既に世に出ている小説を書き写すのですが、実践するのに時間がかかってしまいます。

 

皆さん少ない時間を工面して、執筆活動をしているので効果が出ないのなら

自作の小説作成をしていたほうがいいですよね。

 

 

この記事では、小説の写経で得られる事を記事にしています。

 

自分にとって写経は時間をかける意味があるか、参考にしていただければと思います。

 

本記事で得られる事
  • 小説写経の目的
  • 小説写経のメリット
  • 小説写経のデメリット

 

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小説を写経をする目的は? 知っておくべきポイント!

小説を写経をする目的の知っておくべきポイントを紹介する梟

 

メリット等の話の前に写経の目的を見ていきます。

 

写経をイラストに当てはめると模写になります。

トレーシングペーパーを敷いてそのまま映すような形です。

 

作業としては単純な事になります。

しかし、漫然とやるか目的をもってやるかで効果が変わってきます。

 

 

小説を写経をする目的は? 書いた小説から考える!

写経の目的は、小説を書いて足りないと感じている能力を身に付ける事になります。

 

その為に、今書いている悩み、過去作品を読み直して弱いと感じる点を一度考え直します。

 

 

例えば、僕は戦闘城塞マスラヲを写経しています。

これは、「キャラ立ち」を強くしたいと考えているからです。

 

仮に僕がファンタジーの構成を今の一番の問題としているなら、

氷結鏡界のエデン鋼殻のレギオスを選択します。

 

 

写本では好きな本を選ぶと良いと言われています。

しかし、得たい能力という目的によって、好きな本の中でも選択する本が変わってきます。

 

ですので、まずは自分が今一番欲しい能力というのを過去作から検討し

目的と定める事が大切です。

 

 

書籍とWEB小説のどちらが写経に良い?

写経をする上で刊行されている書籍とWEB小説のどちらかになると思います。

 

僕個人として目的のスキルが身につくのであれば、どちらでも良いと考えています。

 

刊行書籍とWEB小説の、全体的な特徴としては次のような感じになります。

刊行書籍 WEB小説
  • 1冊という枠の中での展開
  • 正しい言葉遣い、書き方
  • 一話毎に次に読まれる仕掛け
  • 気楽に読みやすい改行や間隔

 

表の特徴を学びたい時は、刊行書籍とWEB小説のどちらで写本をするか選択した方がいいです。

 

そうでないなら特に気にせずに写経用の本を選択をしてしまって大丈夫です。

 

小説を写経をする目的は? 写経は読書!

写経は読書の延長です!

 

って言うと

「は?」

っていう印象を受けますよね……

 

しかし、僕は写経は読書の延長だと考えています。

「書く」と「読む」

書く」という言葉は創作活動をしていると考えています。

読む」という言葉は他人の何かを吸収する時に使う言葉だと考えています

 

この為に手を動かす事が重要ではありません。

写本は手を動かしながら、頭で吸収の為に考える事が大事です。

 

この点を履き違えると、数をこなしても能力の向上が中々感じられません。

洋紅色(ようこうしょく)
洋紅色(ようこうしょく)
コピペ作業を手作業に置き換えるだけでは、
ほとんど効果がでません……

 

そして、漫然と手を動かす事にならない為にも

先述した写経の目的を定めておくことが大切です。

 

小説の写経は無意味?

小説の写経は無意味という意見があります。

 

写経は無意味というのは、普段の読書で深く読めているという事だと考えています。

もし、普段から読書で深く読めているのでしたら、写経よりも多くの本を読む方が勉強になります。

 

 

僕の経験ですが、写経を始めて驚いたことに

好きな本なのに「あれ、こんな表現あった?」と感じた事です。

 

これはちゃんと読んでいるつもりでも、

無意識飛ばしてしまっている部分があるという事です。

 

 

僕と同様の場合には、写経をすることで効果が出ると考えています。

 

小説を写経をする目的は? 何冊から効果が出る?

個人差がありますが、一例として5冊の写経をして最終選考まで通ったという方もいらっしゃいます。

 

ですので、一つの目安として5冊を頭に置いておきましょう。

 

 

5冊は小説1冊を12万文字換算で60万文字です。

1日2000文字づつなら300日です。

 

1年はいきませんが、

写経を毎日、10か月程続ければそれなりの変化が出てくきます。

 

もし、変化が感じられないのでしたら

写経が合わないのかやり方が悪いのかを考えた方がいいです。

 

 

個人的な意見ですが写経が1冊いかないくらいから

小説を書く時の考え方が変わってきたと感じてます。

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小説の写経をするメリット3点!

小説の写経をするメリット3点を紹介する女性

 

僕個人が感じている、小説の写経をするメリットを記述していきます。

 

小説の写経の意義が分かっても、具体的なメリットが分からないと実際に時間をかけるべきかピンとこないですよね。

 

小説の写経をするメリット3点! テクニックが身につく

小説の写経をして身につくと感じているのは次の点です。

小説の写経で身につくテクニック
  • 文章力
  • キャラクター力
  • 構成力
  • 一話でのヒキ

 

ただ書いているだけではどれも見に付かない能力になります。

 

常に「なぜ?」という意識を持ちながら模写をしていく事で身についていきます。

 

小説の写経をするメリット3点! 表現の幅が増える

小説を書いていく中では直接的に表しているだけでなく、比喩表現も多く使われています。

特に食事や感情を揺さぶる部分には多くあります。

 

 

表現というのは読書しているだけでは頭に残り難いです。

 

写経をしていて気になる表現があったら、同じ意味を違う言葉で表せないかと考えます

頭の中のストックとして溜めていくいけます。

 

 

作品を書く時に地の文で表現の幅というのは如実に表れてきます。

 

小説の写経をするメリット3点! 読みやすい文章が分かる

小説の写経をする事で身につく読みやすい文章です。

読みやすい文章というのは作業としての写経をしても、一定水準までは身につきます

 

写経を始めて一番早くに感じる変化です。

 

小説の写本で身につく読みやすい文章は次の点です。

小説の写経で身につく読みやすい文章
  • 文章のリズム
  • 視点の使い方
  • 会話の掛け合い

 

 

小説の写経をするデメリット3点!

小説の写経をするデメリット3点を紹介する女性

 

小説の写経をする上でメリットもありますが、デメリットがあります。

 

写経をしていく中でのデメリットも把握した上で、実力を上げていきましょう!

 

小説の写経をするデメリット3点! 時間がかかる

まずデメリットとして時間がかかるという点があります。

 

数をこなして一気に実力を上げたいと考えたくなりますが、難しいです。

写す事だけを考えた場合には、執筆よりも速度が上がりますが考えながら模写を行ないます。

その為に、執筆と変わらないくらいの速度になります。

 

 

先述しましたが、

1日2000文字なら、5冊で約10か月になってしまいます。

 

 

また、経験上1日の量を多くしすぎると、量をこなす事に集中するようになってしまいます。

 

一気に実力を上げたい気持ちは分かりますが

1日に盛り込むよりも少量づつ毎日続けていく事が

効率的に実力を上げるポイントになります。

 

 

小説の写経をするデメリット3点! パクリの注意

小説の写経をする上での一番のリスクがパクリになってしまわないかです。

 

小説を書く事で自分の実力を上げようとするので、色々と似てくる部分はあります。

しかし、コピーのようになってしまってはまずいです。

 

写経をするのは一語づつ書き写すことになります。

写本作業で覚えてしまうとパクリとして問題扱いをしてしまう危険性があります。

 

 

パクリ問題を避ける為にも、模写する際に覚えるという事をしないようにする事です。

先述しているように、考える事や感覚を自分の中に養う事が大切です。

 

出版社の公式にパクリで謝罪文が出た事がありました。

 

非公式で元とパクリの文章を比較した記事を見た事がありましたが、一部分がコピペといってもおかしくないくらい似ていました。

 

暗記をしてしまうとこのような問題につながる可能性があります。

 

小説の写経をするデメリット3点! 自分の文章が変わる

写経をする小説に含まれているエッセンスを身に付けようとしています。

その為に、自分の文章は変質してしまいます。

 

この記事を読まれている方にはいないと思いますが

現在の自分の文章が独特の味わいを生み出している場合には、文章の変質はリスクになります。

 

判断するのは友人等、他の人の意見から行いましょう。

自分ではバイアスがかかって、正常な判断ができません……

 

他人を真似るとオリジナリティがなくなるという話もあります。

しかし、文章力を大きく向上させたい場合には、文章の変質は必須の事項です。

 

この記事を読まれている方は、今のままではいけないので文章力の向上を考えていると思います。

 

なので、文章の変質は容認すべき事項です。

 

 

少なくとも自分が満足いく水準まで能力を引き上げた後に、自分の個性の持たし方を考えるのが正道だと思います。

 

小説を写経して文章力を上げたい まとめ

小説の写経で得られる事を記事にしました。

 

写経は読書の延長なので、写経をしながら考えるというのが重要です。

 

小説の写経のメリットは次の3点です。

小説の写経のメリット
  • テクニックが身につく
  • 表現の幅が増える
  • 読みやすい文章が分かる

 

逆に、小説の写経のデメリットは次の3点です。

小説の写経のデメリット
  • 時間がかかる
  • パクリの注意
  • 自分の文章が変わる

 

 

もし、自分にとって写経が必要な事だと感じたのでしたら、実際の写経のやり方を考えましょう。

 

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初めまして、洋紅色(ようこうしょく)と申します。

一度諦めた小説家の夢を再度33歳から目指す事をしています!

投稿サイトや新人賞/大賞を通してデビューを考えています。

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