キャラの名前の決め方! カッコイイ名前を付けて感動させる付け方!

小説を書く上で地味にキャラの名前を考える事に悩みますよね。
極論を言うと「あ」というキャラクターでもいいですよね。
しかし、「あ」はさすがに避けたいと感じませんか?
つまりキャラ名を考える時に
皆さんの中に小説の登場人物にカッコイイ名前やシックリした名前を付けたいという考えがあるのだと思います。
キャラクターにカッコイイ名前やシックリした名前を付ける考え方があるならば、身に付けておきたいですよね。
この記事では、キャラの名前の作り方を記事にしています。
- キャラの名前の付け方の目的
- キャラの名前の決め方の考え方
- キャラの名前の付け方のポイント
- キャラの名前の付け方のNG例
考えて作るのではなく、サブキャラクター等のキャラ名を手軽に自動生成したい場合は、次の記事で記述しています。
本記事にネーミングセンスを磨く内容は含まれていません
キャラの名前の決め方の考え方は?
小説を書く上で登場人物の名前の決め方を考えていきます。
キャラのネーミングを考える時に、リズムや語呂といった事も重要視されます。
リズム感についてはセンスがありますし、時代による感覚ズレも年数が経過する事で起こります。
しかし、ロジカルに名前を決める事ができると感覚や時代のズレが発生難くなります。

キャラの名前の決め方の考え方は? 子供への名づけ
小説のキャラクターに名前を付ける事と似ているのは、子供への名づけです。
名前を付けるというのは子供が生まれた時に両親が真剣に悩みますよね。
その中で、子供にどのようになって欲しいかという思いを込めて名前が付けられる事は少なくありません。
子育ての場合には、名が体を表すようにはならない事も往々にしてあります。
しかし、小説の場合にはキャラに合った名前を付けることができます。
キャラの名前の決め方の考え方は? イメージの一致
実際の生活でも、名前から感じるイメージと本人のイメージという事があります。
イメージが一致していればらしいと言われ、異なっていると違和感を持たれたりしますね。
現実/フィクション問わずに、色々な所に一体感という事が求められます。
小説の読者においても小説の登場人物とキャラ名の一致を意識しましょう。
キャラの名前の付け方のポイントは?
登場人物名をロジカルに決める時の考え方をする際のポイントは「作品の一部に取り込む」、「個性を表現する」、「統一感を出す事」です。
どのパターンもキャラ名と他の要素との納得感が大切です
実際にどのようなキャラ名の付け方をするのか見ていきます。
キャラの名前の決め方の考え方は? 作品の一部に取り込む
小説のギミックとして登場人物名を使う事です。
上手く取り入れることができれば、感動にもつなげることができます。
反面、小説の要素の一つとして成り立たせるので、取り入れる事が難しいです。
全部の作品キャラクターの名前にギミックを取り入れるのは大変ですが、
公募作品等では積極的に取り入れていれて、評価ポイントを増やしていきましょう!
一つのやり方で、最初はカタカナ等で表記をして、必要なシーンで本来の漢字などをあてる事です。
このパターンを行っているのが、戦闘城塞マスラヲです。
一部人物に実施をしていて、最終巻の5巻でキャラの呼び名の本来の文字と意味が分かります。
名前の意味が分かるシーンで、本来の名前を出を出すと効果的
キャラの名前の決め方の考え方は? 個性を表現する
小説のキャラの名前で、小説の登場人物の個性を表現します。
よく表現されている特徴は次のモノです。
- 特殊能力
- 性格
- 外見的特徴
僕は人の名前を覚えるの苦手ですが、特徴というのはなんとなく憶えています。
なので、キャラの名前に特徴を文字に入れることで読者側も登場人物の名前を思い出しやすくなります。
この特徴を使っているのが人気漫画の「僕のヒーローアカデミア」です。
それぞれの個性の特徴がキャラクターの名前に表れていますよね。
キャラの名前の決め方の考え方は? 統一感を出す事
キャラの名前の統一感を出すのは、テーマを決める事です。
名前のテーマとして考えられるのは次のような事です。
- 地名
- 色
- 曜日
- 季節
- 植物
- 動物
- 宝石
どういうテーマにするのか考える時に、小説自体の内容と合わせるのがオススメです。
地域小説なら、その地域で使われている地名を使うといった具合です。

登場人物等に地域にちなんだ名前から付けれていると
色々と調べたくなりますよね!
また、花や宝石だと意味として花言葉等を持っています。
小説のキャラクターの名前を付ける際に性格と一致させるのがオススメです。
キャラの名前の付け方のNGポイントは?
小説の全体の魅力を上げるための登場人物の名前の付け方は前項で記述しました。
反対にキャラクターのネーミングとしてダメな付け方を見ていきます。
基本的にキャラクターの名前は認識しやすさが大切です。

という言葉も聞きます
キャラの名前の付け方のNGポイントは? 長すぎる名前を付ける
ファンタジー小説で横文字の名前を使うと発生しやすいですが、長すぎる名前を付けないです。
読者として見た場合にも感じますよね。
個人的な感覚ですが、5~7文字が覚えられる長さのキャラ名の限界だと思います。
とは言っても、意味を持たせたりすると超えてしまう場合が発生します。
7文字以上の名前を付ける場合には、ニックネームを付けて基本的には愛称で呼び合うようにすると読者も把握しやすいです。
キャラの名前の付け方のNGポイントは? 似たような名前を付ける
今度は長さではなくて、似たような名前も読者がそれぞれのキャラクターの認識がし難くなります。
場合によっては誤認したまま小説を読み進める事もあります。
ですので、「名前の形」と「名前のリズム」のどちらも似ないように気を付けましょう。
小説のキャラクターの名前で似た名前を使っていい例外!
小説の登場人物名で極力似た名前は避けた方がいいですが、例外もあります。
- 兄弟姉妹(特に双子)
- 叙述トリック
上記の状況であるならば、積極的に似た名前を使う方が関係性も掴みやすいです。
現実でも双子は似た名前になる方が少なくないですよね。
また、叙述トリックで誤認させる必要があるならば、物語として必要な事です。
物語の質を上げる事を優先しましょう。
キャラの名前の付け方のNGポイントは? 印象が似ている名前を付ける
先述したテーマでキャラの名前を付ける時に発生しやすいです。
キャラを思い浮かべる時にまずイメージが頭にくるので、印象が似た名前があると誤認します。
その為に同じテーマで名前を付けていても、異なる印象になるように注意しましょう。
- 溌剌:タンポポ、向日葵
- お淑やか:なでしこ、百合
上記のように、花によるイメージがあります。
イメージが似ている花を使わないようにしつつ、キャラの性格とも一致する花をそれぞれ選ぶようにしましょう。
キャラの名前の付け方のNGポイントは? リアルの友人知人や家族の名前を付ける
日本を舞台にしたファンタジーで、小説の登場人物の名前を考える時に親しい人の名前が頭をよぎりますよね。
しかし、リアルに親しい人の名前を使うのは弊害が出るのでオススメできません。

キャラの名前にリアルの親しい人の名前を使う弊害! 無許可
人によりますが、小説に名前を使われるのを嫌がられる場合があります。
若干漢字を変えるという形も、本人から嫌がられる可能性が高いです。
親しい人というのは関係を切りたくないと思います。
小説で親しい人の名前をキャラクター名に利用する場合には、許可を取りましょう。
無断で使っていて、嫌だったという場合には人間関係がこじれます……
キャラの名前にリアルの親しい人の名前を使う弊害! 小説に影響
本人に名前使用の許可が出たとしても、個人的には小説に影響が出る事の方が問題です。
意外かもしれませんが、実際にリアルの親しい人の名前を使用して書いていると小説に影響が出てきます。
書いて行く上で、キャラ名にしているリアルの親しい人のイメージが頭に残って、リアルの方の感覚に寄ってしまいます。
実際に要望を出されたり、どう書いたか聞いてこられるので精神的に疲れます
最悪はキャラクター名をリアルの親しい人の名前にしたせいで、小説を書ききれなくなる可能性もあります。

どうしてもリアルの人の名前を使わないといけないのでしたら、
小説の質が利害関係に直結する、小説に関係する仕事関係の人物に限定するのが良いと思います
キャラの名前の決め方 まとめ
キャラの名前の作り方を記事にしました。
センスが関係なく、小説自体と関係する形での創作の登場人物の名前を付ける事を記述しました。
小説のキャラの名前を決める時にチェックしておきたいのは次の点です。
- 作品の一部に取り込む
- 個性を表現する
- 統一感を出す事
小説のキャラ名を付ける時に避けたいNGポイントは次の点です。
- 長すぎる名前を付ける
- 似たような名前を付ける
- 印象が似ている名前を付ける
- リアルの友人知人や家族の名前を付ける
小説の内容と関連する形でのキャラクター名を考えるのは
センスだけで、小説のキャラ名を考えるよりも大変ですが
作品全体の底上げにもできる登場人物の名前の考え方になります。
メインキャラクターではしっかりと考え抜いて、作品に活かしていきたいです!
逆にサブキャラクターやクラスメイトは手軽に自動生成をするというのも一つの手です。
是非取り入れて作品のクオリティ向上していきましょう!
コメントフォーム