noteで小説を書籍化したい! 方法やポイントを考えてみた

今年に入ってバイク川崎バイクさんがnoteから書籍化した話が話題になりました。
元々芸能人という事で話題になりやすかった事はあると思いますが、noteで書き始めた年の内に書籍が発売されています。
僕も小説の書籍化を考えているので、小説が書籍化した話を聞くと興味が出てしまいます。
バイク川崎バイクさんは有名人だから話題になりやすい面はありますが、投稿サイトから一般人が書籍化した話はよく聞きます。
僕のような一般の人はnoteでどのように投稿していくと、書籍化を狙えるのか気になりませんか?
noteで書籍化するためのポイントを記事にしています。
- noteで小説を書籍化する為の基準
- noteで小説を書籍化する為のポイントと方法
- noteで小説を書籍化する為の勉強法
noteで小説を書籍化するための基準は何かある?
noteで書籍化というのは小説以外にも行われています。
ここでは、小説という点に絞っての話になります。
noteで書籍化するのに対して明確な基準と呼べるものは見つけられていません。
しかし、次の点を意識するのが書籍化を目指す際の数値的目標ポイントになると僕は考えています。
- 一話当たり2,000~4,000文字程度
- シリーズ累計で10万文字以上
- 毎日や週に3~4日投稿
- 「スキ」が単話で100以上
noteで小説を書籍化するための基準は何かある? 一話当たり2,000~4,000文字程度
noteで小説を読む際に多すぎると嫌われると感じています。
この文字数については、小説投稿サイトと同じような2,000~4,000文字という文量になっています。
短編ではなく掌編やSS(ショートショート)と呼ばれる文字数レベルです。
小説の文字数区分は次の記事にまとめています。
販売されている小説でなければ、気楽に読みたいという意識の表れだと思います。
無料の小説で1話1万文字を超えると、それなりに時間が必要になります。
その為に、読むためにクリックするエネルギーが必要になります。
ライトノベル系に抵抗が少ない方でしたら、ログ・ホライズンがWEBで1話1万文字を超えているので感覚を知る為に試してみて下さい。
読者に負担にならない為の文量というのは継続的に見てもらうために大切です。
noteで小説を書籍化するための基準は何かある? シリーズ累計で10万文字以上
noteで出版を目指す方は、同じシリーズのSS(ショートショート)が積み重なって10万文字以上になるのを目指します。
概ね10万~12万文字というのが1冊の書籍の文字数になります。
声をかける出版社側の都合としては、1冊分の文字数がないと書籍化する際に文字数が足りるのか不安になりますよね。
ですので小説の書籍化を考えるなら、10万文字以上は書くようにしましょう。
noteで小説を書籍化するための基準は何かある? 毎日や週に3~4日投稿
noteで小説を書籍化する為に大切な事に投稿頻度があります。
可能であれば毎日が望ましいです。
新作を待っている読者が付いていてくれるなら、読者側を離さない面でも大切です。
それ以上に重要なのが、出版社側へのアピールです。
noteに書いた分だけでなく、今後もシリーズ化をして継続的に出版をしていける作者に声をかけたいと考えます。
その為に編集部が書籍化の声をかけた後でも、継続して執筆していける体力とスピードがある事をアピールする事が大切です。
少しでも書籍化できる確率を上げるために、コンスタントに作品を投稿していきましょう。
noteで小説を書籍化するための基準は何かある? 「スキ」が単話で100以上
noteで小説を書籍化するために、読者の反応というのも大切です。
読者が反応がないと出版社側として出版しても売れないと判断して声掛けを控えてしまいます。
一つの参考指標として「スキ」の数値が100以上を単話で目指します。
note以外のSNSである、「イイネ」や「ファボ」と言われる好感を示すボタン
noteもクリック一つなので、良いと思った作品に押してもらいやすい
また、「スキ」の数値に加えて、コメントが付くことが望ましいです。
コメントを書くというのは「スキ」を付ける以上に読者の負担が大きいです。
ですので出版社側から好印象になりやすいと考えています。
noteで小説を書籍化するための方法やポイントは?
ここでは前項でいった数値を超えて、noteで小説を書籍化していく為の方法を見ていきます。
文字数といった作者側の問題は自分でなんとか解決できるので、「スキ」や感想を多く頂けるようになるポイントを記述しています。
- 連作短編形式
- 狙うジャンル
- 創作仲間を見つける
noteで小説を書籍化するための方法やポイントは? 連作短編形式
noteで小説を書籍化する為に目指すのは連作短編形式です。
通常の短編と違い、短編として一つ一つ完結しながら、全体一話毎が大きな構成としての物語となっている
「主人公がシリーズ共通」と「主人公が1話毎に切り替わる」という二つの形式があるが、どちらも1話毎の世界観等はシェアしている
2,000~4,000文字程度の一話で話を一つ完結させながら、全体で深みを持たせることができるからです。
読者の負担も最小限にできるので、読者と作者の双方にとって一番いい形式だと僕は考えています。
noteで長編の連載はNGか?
noteでも長編の連載や公開はNGというわけではないです。
僕が現在小説投稿サイトでも活動をしているので感じるのですが、noteは小説を読むために設計されてないので長編では使い難いと思っています。

- しおり機能
- 目次機能
連作短編だと読書期間が空いたときに、数話ほど読み飛ばしてしまっても問題になり難いです。
しかし、長編だと読み飛ばしてしまうと話が分からなくなるケースになりやすいです。
目次機能についてはマガジンでまとめる事で代用できます。
話数が増えてくる長編だとリンクテキストの一覧でないのは、戻りたいポイントがすぐ見つけられません。
ですので、長編を公開したい場合にはnoteよりも小説投稿サイトがオススメです。
noteで小説を書籍化するための方法やポイントは? 狙うジャンル
noteで小説を書く際に小説投稿サイトでのメインジャンルは避けた方がいいです。
ファンタジー特に、異世界転生/転移やMMORPG等のゲーム系です。

noteは色々な記事があるので、上記のようなファンタジージャンルを書きたい場合は小説投稿サイトで長期連載するのがオススメです。
noteには生活に関わる事や、収入を増やす為等の多岐にわたる方がいるので、この辺りの人にも受け入れられやすい現実の日常系の話がオススメです。
noteから書籍化した上田聡子さんの金沢 洋食屋ななかまど物語が日常的な物語になります。
どんな物か気になる方は、日常系の職業、会社、食事……etcといったジャンルでシリーズを考えてみて下さい。

noteで小説を書籍化するための方法やポイントは? 創作仲間を見つける
noteに限らずですが、創作仲間を見つけておく事は大切です。
読者からの反応で「スキ」を押してもらえても、どの辺りが良かったかの感想はもらえない事は多いです。
noteのように記事を公開する場ではなく、ツイッター等のように気楽に関われる場所で創作仲間と繋がれると意見を頂けることもあるので助かります。
意見貰えなくても純粋に皆の活動を見ていて元気が貰えるという事もあります。
noteで小説を面白くする為の勉強方法は?
noteの書籍化をする為のポイントを先述しましたが、小説自体の質の向上も重要です。
これまでの対策が広告的な部分であれば、広告を見て興味を持ってくれた人をつなぎとめる為に小説の質を一定値以上にしておく必要があります。
せっかく流れてきた人がなるべく残って継続的に読んでもらえるように、意識するポイントが小説の質の部分になります。
小説を書いたことがなくて、どういう手順で作ればいいか気になる方は小説作成の工程を一度目にするとイメージがしやすいと思います。
とりあえず書いた小説と、工程をブラッシュアップした小説では同じレベルの方が書いても差が出ます
また、無料のWEB小説では重要視されていませんが、書籍化となると小説のルールを意識する事となります。
一度小説の基本的なルールを確認して、取り入れておくと分かってる作者と見られると考えています。

現在ではお金を払って買ってもらえる、既に書籍化された小説があります。
小説家だけでなく、編集部と話し合った作品なので参考にしない手はありません。
noteで小説を書籍化したい まとめ
noteで書籍化するためのポイントを記事にしました。
noteでの書籍化に明確な基準が現時点では見られませんでしたが、次の点を意識するといいと僕は感じています。
- 一話当たり2,000~4,000文字程度
- シリーズ累計で10万文字以上
- 毎日や週に3~4日投稿
- 「スキ」が単話で100以上
読者から「スキ」等の評価を頂くためには次のポイントがあります。
- 連作短編形式
- 狙うジャンル
- 創作仲間を見つける
また最終的には小説の質が大切です。
小説の基本的な作り方で、小説を公開するまでに必ずブラッシュアップするのが大切です。
既存の小説から面白い部分を吸収して、自分の小説に取り入れるように勉強していきましょう。
上記のような事を併せて行って、note読者に面白いと思ってもらい、書籍化できるようにnoteに投稿をしていきましょう。
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