3作目のネコの遊び場で考えた事!

僕が3作目に書いた小説は現在エブリスタで公開をしている「ネコの遊び場」です。
前回の2作目の「100回目の恋」では学生でのラブコメを描きました。
今回はちょっと違うテイストで社会人での形を描こうとしてできたのが3作目の「ネコの遊び場」です。
今回の作品も2作目と同様にエブリスタの妄想コンテストで投稿をしているので、文字数上限の制約を受けています。
短編よりもSSを作る際に3作目と違うテイストを目指して考えたことを綴っていきます。
3作目の執筆で考えた事
3作目の「ネコの遊び場」執筆では2作目の「100回目の恋」のように完成させるぞ!というような強い思いを持って作成はしませんでした。
単純に今度は社会人で描きたいと思ったのと、趣味としての部分をちょっと入れる事を意識しました。
これを書くのに困ったのは前回とは逆に先にイメージ絵が固まってしまったので、コンテスト用の指定どうしようという点です。
基本データ
現在の3作品目のデータは次のようになっています。
- タイトル :ネコの遊び場
- 投稿先 :エブリスタ
- 作成期間 :2日間
- ステータス :完結
- 文字数 :7621文字
- 応募先 :妄想コンテスト [金]のテーマ(選考中)
- ジャンル :ヒューマンドラマ
- 最高順位 :65
3作品目ともなると慣れてきて短期で書けるようになってきました。
…
……
………
はい、嘘です(;・∀・)
普通に忘れていて、気合で書き上げました…。
あれ、今のドラゴンノベルズと状況ちょっと似てますね…。
ネタ出しから開始で2日間はちょっと辛かったですが、モチーフだけ決まってたのでなんとかなりました。
ネコの遊び場は次の記事で書きましたが、新着ピックアップに表示された現在唯一の作品です。
最近エブリスタで読んでいただいている方やフォロワーの方のおかげで50スターを突破しました!
50スターを突破すると「注目ピックアップ」に表示されるようになります。
表示されたのですが、「新着ピックアップ」に比べて「注目ピックアップ」は1/3くらいのPVしか来ませんでした。
どの程度の時間TOPにあったのかは確認できませんでしたが、以前の記事で書いたように「新着ピックアップ」のが目立つという事だと思っています。
テーマはどう考えたの?
テーマについては妄想コンテストから「金」が提示されていました。
テーマの前に社会人で行うのは決めてました。
もう一つ興味のある個人の喫茶店で展開したいというのもありました。
ですので、2作目と同様にテーマにまともに向き合ってないのでテーマの考え方は1作目の記事が参考になります。
個人の喫茶店はその空間をマスターと共に楽しむというイメージがあるので、書きたいと思っていました。
なので、社会人+喫茶店に「金」をどう絡めるかが問題になりました。
色々考えましたが、最近始まったブラックフライデーはどうだろうかと思って調べました。
僕は毎月末の金曜日だと思っていましたが、特定の月だったのでボツりました。
投げやりになって、定年間際の人が使う花金から金曜日で「金」の文字を出すだけにしました。
小説の主軸にテーマはかすってもいません…。
作るごとにテーマへの真面目さが薄れていってるのは何なんでしょうね…。
モチーフが決まってたので、そこに無理やりテーマをはめ込んだ!
執筆で気を付けたことはある?
テーマに拘らなかった分、ちょっと考えたことはあります。
拘ろうと思ったのは次の3点です。
ちなみに、最初の1点は2作目を書き終わってからやってみようと思い、残り2点は1日目で考えました。
- 小説のページ割り
- 喫茶店の色付け
- 閑古鳥から旅行に来る喫茶店へ
小説のページ割り
気を付けた事なんですが、ページ割りをしようと思いました。
今迄は1ページで書いていたのですが、他の人みたいに分けてみようと考えました。
1ページで書いていたのは、読んでいる時に次のページボタンを押して遷移するのが嫌だからです。
章立てする文量でもないので、分けなくてもいいだろうと考えていました。
気まぐれに外でスマホで読んだ際に思ったのが、1ページに多すぎるとどこまで読んだか分からなくなると感じました。
通勤列車だと読みたいところまでとなりません。
僕の場合はブラウザ開きっぱなしの人間なので影響少ないと思いますが、ちゃんと閉じる人には細かいページ割は重要ポイントだと感じました。
僕のPCのメインブラウザは100タブ以上開いたままにしてるほど閉じません(笑
その為、今回は細かくページを分けることにしました。
分けるポイントをどうするかですが、「文字数で切る」と「一つの区切りで切る」の二つが浮かびました。
この二つを並べたところ、意味のない所で切りたくないので「一つの区切りで切る」にしました。
区切りを何にするかですが、日付にしました。
その為、日によっては結構な文章の差が出てしまいました(笑
スマホを意識して日付でページを分けた!
喫茶店の色付け
主軸である喫茶店をどうするかを考えました。
直ぐに出てくるのは外から依頼を持ち込んで、店主が解決するというパターンです。
ですが、この系統は無しにしました。
やりたいのは喫茶店を出すんじゃなくて、喫茶店をメインにする事です。
依頼パターンではメインは喫茶店ではなくて事件です。
これは狙いと異なってしまいます。
そうなると、喫茶店のサクセスストーリーが一番シックリ来たので、ダメダメ状態から繁盛に持っていく流れにしました。
じゃあ、ダメダメ状態に追い込むのはどんな店主?と考えました。
よくある個人喫茶店の店主のイメージは老紳士ですが、これはNGです。
なぜなら老紳士は昔ながらのという付き合いや人柄があって近隣の常連が多少なりとも来るイメージがあるからです。
むしろ下町の憩いの場所として扱われているイメージが浮かびます。
ダメダメ状態をオープン時は人が来ていたけど、人が来なくなった状態と考えると若いがゆえに下町の憩いの場にはできなかったと考えました。
なので、20代で夢を叶えた人という形を作りました。
次に性別を固めました。
老紳士の喫茶店のイメージはジャズが流れているシックで硬派な喫茶店です。
老紳士の逆のイメージを突こうと思い、軟派なイメージにしようとしました。
喫茶店で軟派って(笑
と自分で突っ込みましたが、発想の転換をして「軟派=>ファンシー」に切り替えました。
こういう流れで、「若い女性店主が脱サラで個人カフェの夢を叶えて、ファンシーな喫茶店を経営!」という色ができました!!
テーマをサボった分喫茶店の形には力入れました!!
喫茶店に主軸を充てる事で、ファンシーな喫茶店というアイデアが出た!
閑古鳥から旅行に来る喫茶店へ
メインストーリーである「閑古鳥から繁盛状態」への推移ですが、繁盛って何?っていうのが問題です。
満席のイメージでしょ!?ですよね。
しかし、人物設定から近場の人で満席にはできません。
そうなると、外から呼ぶしかありません。
けれども、繁盛しない店が広告を打てるわけがありません。
というか、近場ですら来ないのに県外に広告を打つとかありえません。
なので広告を打たずに外から来てもらえる形を最終系にしました。
自分で設定して、いやどうやって喫茶店の事を知るんだよ!って悩みました。
会社の同僚にいたのですが、アニメの聖地巡礼をする人がいます。
聖地になれば広告不要で人が来るので、喫茶店を聖地にすることにしました。
アニメは無理なので、「脱サラしたい小説家志望が喫茶店を舞台にする小説を投稿サイトに書いて小説が有名になる!」という形にしました。
この形でメイン二人でのやりとりで進める事が確定しました。
ビミョーに会社経験が活きてますね…。
小説の聖地とする事で県外からの旅行者が来るようにした!
執筆で気づきや悩みはあるの?
今回は二人にしたことで書く時に思ったのが、名前いんの(´・ω・`)?です。
性別も分ければ、名前なしでいけるんじゃないかなと思い付きでやりました。
名前が出てこない短編を読んだこともあったというのもあります。
試してみると意外と楽でした。
逆に長編では人多いので困ってるんですよね、それぞれに名前つけるの…。
喫茶店に人が増えてからは装飾を付ける事で区別しやすいようにしました。
悩みは表現不足です。
ファンシーな喫茶店という設定を活かし切れませんでした。
ファンシーな喫茶店のイメージは頭にあったのですが、表現できませんでした。
ここは純粋に実力不足です。
仮に文字数が10万でもファンシーな喫茶店は表せないです…。
ファンシーな喫茶店は実力不足で表現できず…
妄想コンテストの入賞作品
以前の記事で書きましたが暫く長編を優先します。
長編にシフトする関係で妄想コンテストに応募も暫く行いませんので、今思っている事をちょっと書きます。
隠していのではなく入選してからの方が説得力もあるな~と思っていただけです(笑
平均して入選している作品は、5000文字以上の作品の割合が多いと思っています。
ちょっと流れを作ろうとすると5000文字なんてすぐに行ってしまいます。
5000文字未満でも受賞している作品もありますが、どちらのが多いか考えると5000文字以上です。
ちょっと驚いたのが400文字で佳作を取った作品があります。
今は書くことに集中しているので、あまり投稿サイトの作品は読んでいない(数点は読んでます)のですが驚いてこの作品は読みました。
この作品を読んで感じたのが、4コマというよりも川柳という感じを受けました。
詩的という意味ではなく、一つのポイントのみに絞っているという感じです。
妄想コンテストは100文字~8000文字の制限です。
その中で受賞を狙うなら、次のどちらかで作るべきだと思っています。
- 短い中で流れを作り、文字数の上限を意識してまとめる
- 文字数を極端に短くし、川柳的にワンポイントで勝負していく
忘れないように自分の覚え書きとしても書き留めておきます。
また、妄想コンテストに応募していく際にはこの点を踏まえた上で作成して、より受賞についての内容を深めていきます。
ワンポイントで攻めるか、ストーリーで行くかの二極化が大切!
まとめ
3作目に書いた小説は喫茶店をメインにしました。
しかし、テーマの「金」は今までにない程の適当加減で盛り込みました(笑
逆に喫茶店に関してはテーマの分も含めて真摯に向き合いました。
残念だったのはファンシーな喫茶店という色を付けたのに、実力不足で表現できなかった事です。
小説投稿サイトで喫茶店を繁盛させるという、僕の夢の一つの形が入っているのはご愛敬です(´・ω・`)
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