執筆の悩み

小説書いていると気になる執筆速度ってどの程度必要?

目安時間 12分

小説を書いていると執筆速度が気になってきます。

 

自分が頭で思い描いた速度で作品を書いていけない事を感じると遅いんじゃないかという不安に感じられます。

 

執筆速度が早ければ早い程いいのですが、執筆が早いというのは要因としてどのようなものがあるのでしょうか?

執筆速度の要素と目指す執筆速度はどの程度なのかを見ていきましょう。

 

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執筆速度に関わる要因

疑問

執筆速度という言葉をよく聞きます。

僕自身小説を書いたり、ブログを書いたりしていると少しでも早く書ける力が欲しいと思うようになります。

 

単純に執筆時間がどのくらいというのは色々な所で言われていますが、執筆速度に関係する要因には何があるのでしょうか?

 

僕は次の要因があると考えています。

執筆速度
  • タイピング速度
  • 創作速度

 

この二つの要因の詳細を見ていきましょう。

 

タイピング速度

タイピング速度は一般的なのでイメージが付きやすいですね。

タイピング速度を上げるには次の要素が影響を与えます。

 

タイピング速度
  • タイピングスキル
  • ハードデバイスの選定

この2項目を見直すとタイピング速度の向上を考えられます。

 

タイピングスキル

タイピング速度向上の喜び

 

これに関わってくるのは純粋な自分のタイピングスキルがあります。

僕の場合は正しい形で覚えたのではなく、チャットをしている中で我流で覚えたものです。

 

ですので、正しい運用に矯正すれば上がる余地があります

 

タイピング練習は無料でできるものが少なくありません。

昔に僕が見たものは単語を打ち込むだけだったので、興味が出ませんでした。

今は歌詞で行う物もあります。

 

こういう物だったら飽きずに練習できるかもしれないなと思いました。

 

反面、タイピングにおける指運びを矯正できなければ、ソフトで頑張る意味はないと思っています。

 

今の指使いのまま速度だけを上げるのなら慣れで何とかなる部分もあるので、小説を書き続けていれば何とかなります。

 

ゆくゆくは考えていくかもしれませんが、僕個人としは今の指運びで速度を上げていこうとしています。

 

指の運用を正しく矯正すれば速度向上になる!

 

ハードデバイスの選定

新調したキーボード

執筆速度を上げる要素の次の項目は自分にあうハードデバイスの選定です。

 

ハードデバイスで速度向上に関係すると思っているのは「キーボード」です。

 

PCに付属していたキーボードしか使った事が無ければ、自分に合うものを選ぶとそれだけで執筆速度の改善になります。

 

キーのストロークの深さや、指の運用に合うキーボード、キーボードの種類といった事を意識すると自分のスキルに関係なく速度の向上を望めます。

 

また、指への影響というのもあります。

あまり良く無いキーボードを長時間使っているとキーを打つたびに指先に痛みを持つようになります。

 

僕の職業はSEやPGになるので、勤務していた時はキーボードを結構触っていました。

毎日14時間程の長時間勤務をしていた時にその症状に襲われて治るまで、それなりに時間がかかりました。

 

また、痛みを伴っている時も仕事をしているので、痛みをこらえながら遅いスピードでタイプする事になり辛い思いをしました。

 

ですので、自分に合うキーボードを持つことは体への負担を軽減するためにも重要です。

同じ速度でも長く打ち続けられれば、それだけ多くの文字数を書くことができます。

 

以前の記事でも書きましたが、僕は最近キーボードが壊れたので買い換えました。

その時にどう選んだかはまた記事にします。

 

自分に合うキーボードを選ぶだけでも執筆速度向上につながる!

 

創作速度

もう一点の創作速度ですが、簡単に言えばどこまで指を止めずに打ち続けられるように並行して考えられるかという事です。

 

ドラゴンノベルズの記事でも次の文章に困って何度も止まってしまったと記事にしました。

ドラゴンノベルズ締め切り日!応募はどうなった!?

 

このようにそもそも物語を作る事で悩んでしまう事が発生する場合には止まる時間を減らしていかないといけません。

 

タイピング速度はあくまでも書く文字が決まっているからこそ意味があります。

いくらタイピング速度が速くても次の文字が浮かばなければ意味がありません。

 

僕が一番重要視をしているのは、この項目です。

 

プロットを書いても細かい部分では止まってしまうので、書いて行く上で別資料で何を用意すべきか、経験から来る書き方で止まるという事を減らせるようになる事を考えています。

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手が止まらないように次の文章をまとめられ続ける力

 

他の人の執筆速度

小説執筆速度

執筆に関わる要因にどのようなものがあるのかは先に述べさせてもらいました。

 

執筆速度というものは伸ばそうと思えば肉体の限界まで行ってしまいます。

速度だけを追い求め過ぎても仕方ありませんので、いくつかの人の例を出して一つの指標を考えましょう。

 

僕の執筆速度

恥ずかしながら僕の執筆速度を公開します。

 

三洋紅の執筆速度
  • 執筆速度(5月):1000文字/H
  • 執筆速度(6月):1500文字/H

 

ストップウォッチ等で測ったわけではないので体感なのですが、大体このくらいの速度になります。

 

5月は小説を書き始めた時です。

書き始めたばかりでSSレベルの小説しか書いていないため大した文字数はなく、文章を書くというのをあまり慣れていなかったと思います。

 

6月になると5月中に2作を書き上げた後で、このブログも開始しました。

6月の頭は5月とスピードは変わりませんが、下旬にブログと小説で書きなれてきたのか1500文字/Hのペースがでるようになりました。

次の記事でも書いていますが、瞬間的には2000文字/Hも出せるようになりました。

ドラゴンノベルズ締め切り日!応募はどうなった!?

 

29日には2万文字書いていますが、1日でこれくらいの文字数を書こうとしたら1500文字/H以上のペースで書けないと厳しいです。

 

先述しているように僕はタイピング速度を上げるために指の運用の矯正を行っていませんので、純粋に慣れのみで向上しています。

 

限界値というのはあるでしょうが、2000文字/Hくらいはいまのままでも行けると思っています。

 

現在1500文字/Hで、文章を書くことに慣れたおかげで先月より500文字ペースアップした!

 

作家の執筆速度

有名な速筆と言われている二人の方の速度を書きます。

 

速筆な作家
  • 森博嗣:6000文字/H
  • 西尾維新:2500文字/H

 

この二人は有名な方たちなので知ってい方も少なく無いでしょう。

 

短時間で書く

 

特に森博嗣さんは6000/Hという化け物のような数字が踊っています。

10分で1000文字って…。

 

継続して書き続けているわけではないようで、1日に1時間程しかされません。

それほどに集中して短時間で予定量を書くからこそ発揮できるのでしょう。

 

 

西尾さんは1日に2万文字を基本としておられます。

休憩も2時間に一度取られていて理想的な書き方をしています。

 

僕が目指すのは西尾維新さんの執筆スタイルです。

 

それなりの文字を書き続けていきたいので、瞬間的な力を目指すよりは西尾さんと同じ速度を身につける事を目標としています。

瞬間的な速度で2万文字/日というのは言っていますが、西尾さんはそれを継続していますが、僕は二日目は無理ですから…。

 

純粋な速度だけで言うと、クラウドワークをしているライターさんの方が3000文字/H以上という方もいます。

そういう方を見ていると1日の総文字数として西尾さんのが上なので、あまり時間単位の文字数だけを追い求めてはいけないと思っています。

 

どう考えるかは人それぞれですが、一つ誰の速度を目指す基準を決めましょう。

上を見たらキリがありません…。

 

西尾維新さんの1日2万文字、25000文字/Hを目標にする!

 

執筆速度<文章力

感動できる本を読む

何度か執筆速度だけを追い求めても仕方がないと書きました。

 

これは僕はライターなのではなくて小説家を目指しているからです。

速度は大切なファクターではありますが、それよりも書いた作品が面白い/感動できるといった事の方が重要です。

 

早く書けるという事はそれだけ多く作品を書けるので、実力を上げる事に繋がります。

デビューした後にも多くの作品を書けるので有利です。

 

ただ、スピードだけを追い求めていくと本質とはずれてしまうので、力の入れ具合というのは常に頭に置いて置く必要があります。

いくら早く書けても面白くなければ、読者にも出版社からも見放されてしまいます。

 

小説の本質は良い作品を作る事で、執筆スピードを上げる事が最優先ではない。

 

まとめ

執筆速度の要素と他の作家の執筆速度を紹介しました。

 

要素には純粋にキータッチに関わる事と執筆する文章を考える力があり、速度改善を行う場合には各項目を見直します。

 

執筆速度で速筆と言われる人がいましたが、継続的に書いている量としては西尾維新さんの方が多い為、西尾維新さんの書いている速度に追いつけるように目指していきます。

 

誰を目標にするのか、どれくらいの力の入れ具合でいるべきかを考えていきましょう。

 

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初めまして、洋紅色(ようこうしょく)と申します。

一度諦めた小説家の夢を再度33歳から目指す事をしています!

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