投稿サイトのエブリスタの特徴!カクヨムに投稿して感じた事

先月の目標で記載していたように短編小説を一本仕上げました。
仕上げた小説の投稿は今月からになりましたが、カクヨムで行うようにしました。
今までエブリスタ一本でやっていたので、異なる小説サイトに投稿するという事をしてエブリスタのメリットが見えてきました。
カクヨムを使い始めた現状でエブリスタがどう感じているを紹介します。
エブリスタとは
エブリスタの刊行作品からアニメ化まで行っている作品もあるのですが、投稿サイト自体はあまりメジャーではないですよね。
そんなエブリスタがどんなサイトかを少しまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
サービス開始 | 2010年4月1日 |
運営会社 | 株式会社エブリスタ |
関連会社 | 株式会社ディー・エヌ・エー(70%)
株式会社NTTドコモ(30%) |
コンテストの多さ | 多数 |
創作者へのサポート | 別サービスでmonokakiも運営
※執筆のコツ等を連載している |
投稿のしやすさ | 問題ない |
サイト内コミュニケーション | 取りやすい |
作品の表紙画像の付加 | 可能 |
サイトの重さ | たまに接続できなくなる |
会社としてはエブリスタになってますが、関連会社を見るとディーエヌエーが7割になっています。
そのせいか、スマホを意識したようなUIに感じます。
ディーエヌエー自体が携帯ゲームの会社だからかもしれませんが。
エブリスタを最初に選んだのはコンテストが多そうという理由でしたが、書くだけの環境ではなくて執筆者の為の交流や勉強の環境があるのが大きいと思います。
学生時代に文学部等を出ていれば邪魔に思うかもしれませんが、僕のように完全に未経験の人間だととてもありがたいと感じます。
カクヨムをざっと見ただけですが、交流や勉強の環境というのは見つからなかったので最初にエブリスタにして良かったと思います。
出版されている本の傾向
人気の傾向という点を出版から見る事にしました。
出版社がお金をかけるのでそれなりに人気があったり、感じるものがあるハズなので。
出版物をみていると現代色が強く、バトルよりも日常的なモノが多いと感じます。
「食事」、「探偵」、「恋愛」この辺りを主にしている作品が書籍刊行されている中に多くあります。
あやかしもありますが日常の中に溶け込んだ感じの作品が多いです。
小説家になろうのように異世界ファンタジーで戦闘といった事やライトノベルでよくあるハーレムという展開はありせん。
ヒューマンドラマに主軸をあてて、男性も女性も楽しめるような作品が好かれるのかなと感じました。
ヒューマンドラマを主軸にする作品を好むユーザが多いので、投稿する作品もそういうジャンルにすると読まれやすいと思います。
コンテストでの入賞を狙っていくならあまり関係ないかもしれませんが、出版社からのコンタクトを考えるのならばPVやスターの多さというのは重要だと思います。
参考までにこの作品は昨年にアニメ化されています。
探偵モノですが、コナンのように探偵一本ではなく、本業を別に持っている人が人の悩みを解決していくと形の作品です。
エブリスタのメリット
エブリスタのメリットですが、4つあると感じています。
表の方に書いた項目もありますが、次のリストのモノです。
- 応募できる賞が多い
- 作品に表紙画像を付けられる
- 交流が行える
- 別サービスで勉強ができる
応募できる賞が多い
今までもちょこちょこ書いていますが、応募できる賞が多いです。
僕が応募した事のある妄想コンテストはSSレベルの文字数で二週間に一度あります。
また月に一度「次に読みたいファンタジーコンテスト」が開催されています。
他にも出版社とタイアップした長編の応募もちょこちょこ入っています。
という感じで一つのサイトで応募できるコンテストの量が多いですし、SS~長編のどの長さで書いても応募できるというのは他のサイトにはないです。
カクヨムや小説家になろうでコンテストを見てましたが、エブリスタの量にはかないません。
作品に表紙画像を付けられる
エブリスタで投稿していたので当たり前の機能と思っていたのですが、カクヨムでは表紙画像を付けられません。
表紙画像とタイトル、ひとこと紹介文で作品の中身をイメージしてクリックするか決めるので画像は重要な要素だと感じます。
僕は既に用意されている画像を使用していますが、それだけでも大分印象が変わります。
オリジナルの画像を使用している人もいますが、やっぱりそういう人の作品は目立ちますね…。
カクヨムではタイトルの文字色を変更できますが、作品イメージとしてイマイチピンときません。
表紙画像を自分で決める事により、自分の作品のイメージを自分で持たせられるのでエブリスタのメリットになります。
気軽に交流が行える
メッセージを送るのではなくてツイッターのようなつぶやき機能があるのがとても嬉しいです。
執筆は孤独になりがちなので、自分がツイートした内容にいいねや返事をくれる事、フォローしている人がどうしているのかが分かるので刺激を受けます。
モチベーションが下がりがちな時でも他人と交流できる事でモチベ維持できます。
mixiのような創作コミュニティもあるのですが、投稿が多くて僕は全然見てません。
コミュニティによっては添削依頼を出せるので活用するとレベルアップに役立ちます。
別サービスで勉強ができる
勉強という事でmonokakiというサービスをエブリスタは展開しています。

このサイトは様々な人が執筆についてのアドバイスをしていたり、読んだ方がいい本の紹介をしていて参考になります。
特に「次に読みたいファンタジーコンテスト」の内容と関連したコラムもあるので、「次に読みたいファンタジーコンテスト」に応募する予定の人は関連した記事は読むことをオススメします。
※応募要項の中にコラムへのリンクがあります。
更新ペースは週一以上で行われているので、僕のようにどこかで学んだ事がない人にはありがたいサービスです。
エブリスタのデメリット
前項ではエブリスタのメリットを上げましたが、デメリットも挙げます。
僕が感じているデメリットは次の2点です。
- サイトが重い
- コミュニティの通知が分かりづらい
サイトが重い
僕はPC版を主に使用しているのでスマホ版はあまり使用してない人の意見です。
ただ、フォローしている人のつぶやきでは僕と同様の意見が多いのでどちらも似たようなものだと感じています。
常にではないですが、たまに読み込みが遅くなりページ遷移が中々されなくなります。
酷いとエラーページになってしまいます。
サイト上のエディタで直書きしていないのでエラーになった時どうなるか分かりません。
念のために執筆する時はサイト上で書くのではなくてローカルデータを貼り付けて、サイト上では装飾をする程度にした方が良いと思います。
頑張って書いた内容が飛んでしまうとショックですし。
作品の表紙画像を設定できる悪影響かは分かりませんが、改善して欲しいと思います。
コミュニティの通知が分かりづらい
個人のTLや作品にアクションがあった場合はチェックがつくので分かりやすいのですが、コミュニティの通知はそのような事が無いので良く分かりません。
唯一参加していたコミュニティが解散する時はTLと同様にチェックされるようになったので、その時は分かりやすかったです。
せっかくのコミュニティの機能なので更新が合った時に分かりやすいといいと思います。
まとめ
エブリスタしか使っていなかったので分からなかったのですが、カクヨムで実際に投稿することによってエブリスタのメリットが見えてきました。
どのような投稿サイトでも強みとしているジャンル以外の違いはあまりないと思っていたので、意外にも色々あって驚きました。
携帯ゲームの会社なので交流という事に力を入れたのかもしれませんが、とても嬉しい機能です!
今後もフォロワーから刺激を受けたりmonokakiで勉強をしていきます。
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