短編小説の執筆で思った事1!駆け出し冒険者のコボルト討伐で変えた事

8月中に「駆け出し冒険者のコボルト討伐」という短編作品を一本書き上げました。
現在はカクヨムにて章ごとに週一で投稿をしています。
10万文字以上を目標に書いていた6月や7月と比べると少ない文字数ですが、書き上げるという事ができました。
まずは書き上げやすい道で止まらずに進んでいく事が大切だと思っています。
「駆け出し冒険者のコボルト討伐」を書く上でやり方を変えた事を紹介していきます。
- [イマココ]短編小説の執筆で思った事1!駆け出し冒険者のコボルト討伐で変えた事
- 短編小説の執筆で思った事2!駆け出し冒険者のコボルト討伐で考えた事
- 短編小説の執筆で思った事3!駆け出し冒険者のコボルト討伐を書いて思った事
駆け出し冒険者のコボルト討伐の基本データ
項目 | 内容 |
---|---|
シリーズ名 | ギルド受付員の在り方
※連作短編とする予定 |
小説名 | 駆け出し冒険者のコボルト討伐 |
ジャンル | ハイファンタジー(異世界ファンタジー) |
章構成 | 6章構成
(本文4章+プロローグ+エピローグ) |
文字数 | 19,200文字 |
投稿サイト | カクヨム
※可能ならマルチポスト予定 |
応募予定コンテスト | 未予定 |
製作期間 | 全体:約2週間
プロット及び設定:約4日 執筆:約3日 推敲/校正/校閲:約7日 |
初稿完了時の文字数であり、今後の変更により増減する可能性があります。
カクヨムの仕組みがあまり分かっていませんが、エブリスタの事を考えると一度に全て投稿をするよりも段階的に投稿した方が都合がいい事が分かっています。
次の記事に書きましたが、エブリスタには条件付きで新着ピックアップに表示されます。
投稿タイミングを一度にするよりも何日も渡って行う方が人目に晒されるのでエブリスタでそちらの方が都合がいいですし、やっている人は定期的更新しています。
カクヨムでもそういう機能があるのか徐々に把握していきますが、一旦は毎週投稿で6週を行っています。
2週分しか予約投稿できなかったのは面倒だなと思いました。
各投稿サイト毎にユーザ層等が異なるので可能ならばマルチポストにしようとしています。
各投稿サイト毎の規約があるので、マルチポストが可能かどうかについてはまた記事にしたいと思います。
プロットや執筆の期間中はそれなりにガッツリ向き合っていましたが、推敲/構成/校閲にの期間中は他の事をする合間で行っていました。
推敲/構成/校閲は頭の中にイメージがあまりない状態で行った方が疑問点が見つかりやすいので、そのようにしていました。
駆け出し冒険者のコボルト討伐で変えた事
これまでの作成した作品ですが、小説家を目指す事からコンテストの応募を優先して考えていました。
つまりコンテストの応募先を決めてからの作品作成をしていました。
コンテストに出すという事はコンテストによる縛りを受ける事になります。
文字数やジャンル、対象年齢等々です。
プロでやるのならば色々な制約の中で結果を出していかないといけないと思います。
でも、そもそも自分が楽しめなければダメだと思うようにもなりました。
考え方が変わったのは、先日読んだ林トモアキさんの本の影響が大きいです。
この本を読んで初心として自分が書きたいから書くが出発点だった事を思い出しました。
これってコンテストありきの考え方と逆だというのに気づきました。
ですので、自分が気にしすぎてしまう文字数というのも頭から除外して書く事にしました。
文字数制限がある影響
今まで製作をしている中で苦しいなと感じる事がある時に頭の中にあったのが「文字数」です。
エブリスタの妄想コンテストに出した作品の2つである「100回目の恋」、「ネコの遊び場」これについても文字数を気にしていました。
短い文字数なので伸ばそうという意識はありませんでしたが、書きすぎないという事を考えていました。
推敲の段階でなくて執筆の段階でも文字数を気にして書かなくした部分もあります。
実際は推敲の段階で全体を見て考えるべきなので、あまり良くないと感じました。
長編に関しては10万文字をなんとか到達しようと思ってダラダラと伸ばした部分もあります。
その為、書いている本人でさえ長いと思えるポイントが多々あります。
面白い物語を書く以上に文字数に気を取られすぎているので、悪影響が大きすぎます。
短編・長編の両面から現時点において文字数を気にしない方が内容に意識を集中できると感じました。
文字数制限を無視した結果
今回においては毎日の執筆文字数も記録しないようにしました。
見てしまうと結局文字数が気になってしまうと思ったからです。
製作をしている最中、文字数に意識を極力向かないようにしました。
その結果、頭の中の物語を純粋に文字にする事に集中できました。
今までは頭の中のイメージからコンテストの既定的にもうちょっと……という意識が入っていました。
それが無くなった事により純粋に物語に集中できました。
言葉で伝え難いんですけど、書いていても読んでいても文字を追うって楽しくないんです。
読んでる時も書いてる時も物語が頭や目の前で動いてる姿になっている状態がとても楽しい状態です。
文字を追ってるっていうのは物語を外から見ていて、物語が動いている状態ってその物語の中に入っているような感覚です。
小説家を目指したことある人なら、そういう感覚ってなったことある……と思うので分かってくれることを期待してます…。
読んでる最中に気が付いたら頭の中で展開している物語に熱中してて30分くらいページ捲ってすらなかった経験ありません?
そんな感じが書いている時にも起こっていると思ってくれると近しいイメージになります。
僕にとってそういう状態に今持っていくには文字数という考えを書いている最中は外すというのが手っ取り早い解決策と分かりました。
まとめ
「駆け出し冒険者のコボルト討伐」はコンテストを気にせずに書いた初めての作品になります。
その為に規定の文字数は無くなったので気にせずに書いてみたところ自分が思っていた以上にプラスの効果があると感じました。
書くという事に対しても物語に集中できて、書いている時も楽しく書けました。
もし、コンテスト応募で文字数に追われているのであるならば文字数を気にせずに自由に一本書いてみてはいかがでしょうか。
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