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短編小説の執筆で思った事2!駆け出し冒険者のコボルト討伐で考えた事

目安時間 11分

前回の記事では今までの小説の書き方から今回の小説を書く際に変更した点と気づいた事を書きました。

 

今回は今回の小説を執筆に対して考えた事を紹介しています。

執筆する際に考えたことは次の点です。

駆け出し冒険者のコボルト討伐を書く際に考えた事
  • テーマの決め方
  • 作品の展開
  • プロットを林トモアキ式で作成

 

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駆け出し冒険者のコボルト討伐のテーマの決め方

テーマの決定稿

ネタとしては日々エバーノートに書き貯めていた一つのギルド受付員を使用する事にしました。

 

実際にメモっていたのは原文(誤字のみ修正)でこんな感じです。

ギルド受付員
-一般公開の依頼とギルド受付員がそれぞれ専用に持っている依頼がある
-ギルド受付員専用の依頼は信頼のある人にオファーされるように依頼されたもの
-この依頼をかけられるのは依頼を持っている受付員とその受付員が認めた別の受付員のみ

本当にメモ書きなので、ここから書けるレベルまで考えないといけません

 

次に最低限書けるレベルにする為に決めないといけない事を考えました。

書き出す前に最低限決めないといけない事
  • 一本の小説として何をしたいのか?
  • ギルド受付員はどこのギルドに所属しているのか?
  • ギルド受付員の背景は?

一本の小説として何をしたいのか?

小説としての主テーマの部分になります。

ギルド受付員というネタから主となる人が3種類存在すると考えました。

 

主となる人物の種類
  1. ギルド受付員
  2. ギルドへの依頼者
  3. ギルドから(又はギルド内)の受注者

 

このネタをするにあたって焦点を当てるのはどの部分にすべきかを考えました。

 

実際にはギルドがどんな種類のギルドかによって内容に違いが出るので「ギルド受付員はどこのギルドに所属しているのか?」の項目も併せて考えています。

 

2番と3番に関しては依頼をどうするかによって成長や考え方を変えたりできるのでメインの人物を短編毎で切り替えても良いかと思いました。

 

逆に1番の場合確実に一人の人物に焦点を当てるので積み上げが必要で連作するなら単調にならないように依頼ごとの変化を上手く付ける必要があります。

 

また、メモには書きませんでしたがこのネタを考えた時にやりたい事として普通なら関わりなかった人を「繋ぐ」という事をしたいと思いました。

「繋ぐ」とは?

様々な人と知り合える立場にいる受付員だからこそ、依頼を意図的に特定の人にかける事をすることで「関わり」を作れると思います。

上手く関わりを作る事により通常ならできない結果を生み出す事もできるのではないか?という思いから「繋ぐ」という事をやろうと思っています。

 

これらの事を考えていった結果、一本の小説としては2番と3番の受付員以外に焦点を当てた方が面白そうと思ったのでこちらにしました。

 

ギルド受付員はどこのギルドに所属しているのか?

 

先の「一本の小説として何をしたいのか?」と並行して考えた事になります。

 

鍛冶ギルドと冒険者ギルドでは受付員の役割も同じではありません

職業毎に適した働き方があります。

 

関わりという点を考えると鍛冶ギルドに来るのは固定客の発注で代わり映えがないイメージがあります。

個人客は発注量も多くないので個人店を訪ねるでしょうし。

 

冒険者ギルドは頼む相手が店を構えているわけではないので様々な人がギルドへ発注にくると思いました。

紹介は登録者のみですが少なくない人が登録するので、依頼を誰に回すかは受付員の裁量でやる余地があるかなと考えました。

 

ギルドは組合なので職業毎にありますが、様々な人から様々な依頼が運ばれてくるという形が良いと思いました。

そのような形だと「冒険者ギルド」が適切だと思ったので、ギルドは冒険者ギルドにしました。

 

ギルド受付員の背景は?

次に考えたのが受付員の背景です。

小説単位のスポットを当てるのは依頼者や受注者でもシリーズの主軸にいるのは受付員になります。

 

その受付員の背景次第で物語の様相がガラッっと変わります。

 

例えば今回の「駆け出し冒険者のコボルト討伐」では田舎から出てきた若者が依頼を受注するわけですが、ギルド受付員の背景で話の流れが大分変わります

 

ギルド受付員の背景
  • 田舎からでてきたばかりの初心者
  • ギルド受付員としてベテラン
  • ある特定の分野でベテランだったが、ギルド受付員としては初心者

この3つのパターンを考えました。

 

田舎からできてばかりの初心者なら初々しさをだして、お互いが初心者という形でトラブル起こしたりして、ポップな感じや愛らしい感じの流れがイメージできます。

 

ギルド受付員としてベテランならば、初心者への指南や夢に憧れる若者に対して憎まれ役を担う先生的ポジションができます。

ついでに今までの繋がりを既に持っているので繋げる事ができます。

 

特定分野でベテランだがギルド受付員として初心者の場合は、ギルドでは何もありませんが他の分野での経験を活かして一般のギルド受付員では行えないようなアドバイスをする事ができます。

こちらも特定分野で培った繋がりを事前に持っています。

 

出せるなら受付員の成長も出して展開をしていきたいという思いもありつつ、何かに対して信念があるタイプを思い描いていました。

 

ですので、「ある特定の分野でベテランだったが、ギルド受付員としては初心者」タイプを選択しました。

ある特定分野は冒険者ギルドで働くので、元冒険者という事にして実体験からのアドバイスを言える形にしました。

 

作品の展開

展開を練るライター

作品の展開として連作短編で短編同士を同じ世界観で繋げていく形を考えています。

これについても応募の為に何文字で押さえないと……という事は何も考えずに好きなように書く事にしています。

 

どこかに応募できるなら書きあがっている中で上手くまとめて応募しようと思っていますが、書き終わる前にすると文字数現象と同じ結果に陥るのが目に見えていますのでやめました。

 

先の「一本の小説として何をしたいのか?」の所で書きましたが、シリーズのメイン軸としてはギルド受付員で一本の小説としては依頼者/受注者としています。

 

ただ今回の一本を書いているとギルド受付員の過去編や冒険者時代の仲間のその後みたいな話も書きたくなってきました

 

何本か今のシリーズで書いた後にスピンオフとしてそちら側も書いていきたいと思っています。

 

当初今のシリーズである「ギルド受付員の在り方」だけを考えていたので、一本書いて他にもやりたい事ができるとは思っていませんでした

 

これも純粋に作品自体を考えていたから起こった事かなと感じています。

 

プロットを林トモアキ式で作成

今回は本に書かれている林トモアキ式でプロットの書き方で今回は書く事にしました。

 

本に書かれているプロット方式を参考に実際に書いてみたのが次の内容です。

1.モンスターに襲われて瀕死になっている駆け出し冒険者(プロローグ)
2.依頼受注を申込にきた駆け出し冒険者がたらい回しにされる
3.若いギルド員がようやく話を聞いてくれて受注できる
4.洞窟に住み着いた討伐モンスターに瀕死にされる
5.若いギルド員が助けに来て撃破する
6.帰りの道すがら会話をする
7.第三王女が部屋に待っていて話す
8.駆け出し冒険者は討伐以外の依頼を受ける(エピローグ)

こちらも原文そのまま貼り付けてますが、一部は書いている途中で追加した項目もあります。

 

これが細かすぎるかは分かりませんが、本の内容を自分なりに理解して実践してみた結果のプロットです。

今までと違って(自分では)大筋の流れは分かるように書けた上でとても気楽に書けました。

 

林トモアキ式を実践する事でこの程度のプロットで書いても困る事もなく完成までこぎ着けられるというのが分かったのは収穫です。

今までプロットの書き方で悩んでいたので、自分なりの一つの正解が見えました。

 

まとめ

今回は小説のテーマの考え方やシリーズとしての展開、プロットの書き方の変更について紹介をしました。

 

コンテストに出すから書くという意識ではなく、書きたいから書くという作品を書いた為に今までよりも考えてから書きました。

 

昔に読んだ本もそうですが、プロットの重要性を説いたような本を読んでいたため、自由にやればいいという林トモアキさんの話はとても助かりました。

 

プロットが大切だというのは分かりますが、小説を完成させる為の足枷になるようなら一旦は棚上げして緩くするのも一つの手だなと感じました。

 

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初めまして、洋紅色(ようこうしょく)と申します。

一度諦めた小説家の夢を再度33歳から目指す事をしています!

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