小説執筆でキャラ名を忘れたり間違えたりする人の対処!?ClipboardHistoryで改善!!

自分の執筆している小説で登場人物の名前を忘れたり間違えたりすることありませんか?

こういう人物というイメージは出てきても名前が出てこなかったり、いつの間にか登場人物のキャラ名がすり替わっていた事もあります…。

さすがに入れ替わって書いてしまうと小説を読んで受ける印象が変わってしまうので対策を考えないといけません。
そこで思いついたのが、僕が利用しているクリップボードソフトの「Clipboard History」を利用する事です!!

小説執筆でキャラ名を忘れても大丈夫にする為のClipboard Historyの使い方と設定方法を記事にしています。
小説のキャラ名を忘れたり間違えたりする対処にClipboardHistoryを利用!!
僕がキャラ名を忘れるのは頻度が少ない登場人物やメインキャラの苗字です。
登場人物はArtOfWordsでまとめているので調べれば分かります。
ArtOfWordsのキャラ一覧を見ても思い出せず、詳細まで見に行かないと思い出せない事も少なくありません。
僕は執筆中のArtOfWordsでは基本的にシーンタブを開いているので、登場人物タブへの切り替えも手間に感じます。

考えながら執筆して数週間……
ついに思いつきました。
クリップボードソフトのClipboard Historyの定型文を使えば解決できるんじゃない!?
Clipboard Historyの定型文の特徴に次のメリットがあります。
- Clipboard Historyの定型文を階層化できる!
- Clipboard Historyの定型文は表示と実態を違う物にできる!
定型文で階層化ができるのは整理しやすいので必須です。
僕はキャラ名を忘れるときでもどんな人物だったかは覚えています。
なので登場人物を連想できる見出しからキャラ名を引っ張れる形は求める形に合致しています!!
実際の僕のClipboard Historyに設定している定型文は次の画像の形にしています。
メニューの1階層目の上から5つまでは自分で追加しています。
小説内の登場人物の表示名は自分が思い出せる文章にしています。

画像の一番上にある「■警官(主人公)」を選択すると実際には「城木明」とキャラ名が入力されます!!
キャラ名を忘れてしまった場合に画像のように思い出せる表示にして選択するだけでいいので助かります。
フルネームではなくて姓名の一部だけを使う時には不要な文字を削除する必要があります。
それでもArtOfWordsの画面を切り替えるよりも執筆のリズムが崩れないのでオススメです。

小説のキャラ名をClipboardHistoryの定型文に設定する!!編集方法の手順!!
この項目ではClipboard Historyの定型文に小説のキャラ名を設定する手順を書いていきます。
設定は「Config.txt」という設定ファイルを直接編集する事になります。

僕の「Config.txt」ファイルを小説の項目を作る前の状態に戻します。
僕のClipboard Historyの定型文メニューは上記の画像の状態から設定をしていきます。
手順1:現在ファイルのバックアップ!!
まず行うのが、正常動作している状態の「Config.txt」ファイルのバックアップを保存する事です。
直接ファイルを操作するので、編集に失敗した時でも元に戻す事ができるようにする為です。

「Config.txt」ファイルのフォルダは常駐しているアイコンから辿ることができます。
まず常駐アイコンを右クリックします。
すると次のメニューが出てくるので「設定」を選択します。
出てきたウィンドウの「クリップボード履歴」タブの詳細にある「参照」ボタンをクリックします。
そうするとフォルダ選択画面が表示されます。
「Config.txt」ファイルはdatファイルと同じフォルダにあるので、表示されたフォルダをエクスプローラーで開きます。
エクスプローラーでフォルダを開いたら「Config.txt」ファイルをコピーして複製します。

手順2:コンフィグファイルの編集
バックアップを取った後はコンフィグファイルを編集していきます。
コンフィグファイルの開き方は2種類あります。
- 「Config.txt」を直接開く
- 常駐アイコンを右クリックしたメニューから開く
常駐アイコンからの場合は「設定ファイルConfig.txtを編集」を選択します。
Clipboard Historyの定型文メニューに「小説」項目を追加!

その為に「Config.txt」ファイルの中で「■タグ」を探します。
僕の環境で68行目にあるのでこの前に入れていきます。
改行と「小説」項目を追加すると次の画像のようになります。
赤枠の所が追加した内容になります。
使用した記号の意味は次の通りです。
【階層項目】
+[項目名]
..
上記2行で作成されます。
項目の下に子階層を持たせる機能です。
2行目が終点になるので子階層の項目を入れる場合は間に追加していきます。
ex. 画像では68~69行で使用しています。
【ショートカット】
&[文字]
設定する事で対応する文字を押すと項目にカーソルが当たります。
メニュー内に同じ文字が複数ある場合は文字を押すたびにカーソルが順番にあたります。
設定は必須ではありませんが、項目が多い階層には設定をしておくと便利です。
ex. 画像では68行目で「小説」項目に「N」をショートカット文字に設定しています。
【区切り線】
-
メニュー内を見やすくするために使用します。
ex. 画像では70行目で使用しています。
子階層を作る前に現在の編集状態でどうなったかを見てみましょう。
常駐アイコンを右クリックして出てくるメニューから「再読み込み」を選択します。
これで編集した内容が反映されたので定型文のメニューを表示させます。
Clipboard Historyの定型文メニューはデフォルトだと「SHIFTキー」を短時間に2回押すと出てきます。
問題なく「小説」項目が作成されています。
Clipboard Historyの定型文の小説項目内にシリーズ名の項目を追加!

今後も複数の小説の登場人物を追加していくので小説のシリーズ毎に分けておきます。
シリーズ名を追加すると次の画像のようになります。
使用している記号は先ほどと同じなので割愛します。
階層レベルによって、タブでインデントを付けておくと修正の時に分かりやすいです。
編集内容を「再読み込み」して確認すると次のようになっています。
シリーズ名の階層も問題なく作れました。
Clipboard Historyの定型文に小説の登場人物のキャラ名を設定!

一人追加した「Config.txt」ファイルの状態が次の画像です。
使用した記号の意味は次の通りです。
【表示と実体を別にした項目】
[表示名]|
[実体名]
/E
上記3行で作成されます。
1行目の表示名がメニューに表示され、選択すると2行目の実体名が入力されます。
※表示目の後ろにある「|」は忘れやすいので注意!
ex. 画像では70~72行で使用しています。
編集内容を「再読み込み」して確認すると次のようになっています。
これで当初の要望通りに設定できました。
試しにエディタに使用してみると「城木明」と表示されます!
参考にもう一人追加した「Config.txt」ファイルが次の画像です。
登場人物を追加したい場合は、並べていけばOKです(*´▽`*)
まとめ
小説執筆でキャラ名を忘れても大丈夫にする為のClipboard Historyの使い方と設定方法を記事にしました。
Clipboard Historyに次の特徴がある事で対応することができました。
- Clipboard Historyの定型文を階層化できる!
- Clipboard Historyの定型文は表示と実態を違う物にできる!
無事キャラ名を間違えたり忘れたりする問題を解決することができました。
本来のクリップボードソフトの使い方とは違いますけど(/ω\)
設定画面で操作するのではなく、コンフィグファイルを直接触るので手順は詳細に記述しています。
手順にもありますが、ミスをした時の為にもバックアップは必ず取って下さい。
登場人物のキャラ名を覚えなくても、イメージの言葉でクリップボードソフトから呼び出せるのはかなり楽です!
困ってる人は是非試してみて下さい(´・ω・`)v
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