アニメ制作進行の裏側を知りたい人が知っておきたい事!!

小さい頃からアニメを見て育つと大人になってからアニメの仕事をしたいと考えますよね。
絵やCGといった事ができないと夢を諦めないといけないのかと思ってしまいます。
しかし、朗報のようにアニメ制作会社の募集要項には「制作進行」という職種があります!!
技術を求められいない職種ですが、募集内容からはふわっとした感じですよね。
また、現在劇場版が公演されているSHIROBAKOでは辞める人や逃亡する人も話として出てきます。
そのような話があるとアニメが好きだからという理由で応募してもいいのか気になってきますよね。
今回はアニメ制作の制作進行の裏側が知れる作品や実際の話を記事にしています。
アニメ制作の裏側を知りたいなら確認したい作品は!?
アニメ制作の裏側を知りたいのならば次の作品を確認しておきたい所です。
- SHIROBAKO
- ハケンアニメ
ストーリーがある作品を確認する事でアニメ制作がどう作られていくのか?
アニメ制作に関わるとどのような事で葛藤するのか?
を見ることができます。
お仕事系作品はリアリティを出すために現場の取材をするし、頭に入ってきやすいのでオススメです。
辛さだけでなく、アニメ制作で得られる達成感ややりがいというのも登場人物と一緒に感じることができます。
作品を確認して辛さの部分と感動ややりがいを比較し、耐えられないと思うようでしたらやめておくのが賢明です。
アニメ制作の裏側をSHIROBAKOのアニメで感じる!!
TV放映のアニメでは制作進行新人の「宮森あおい」が主人公となり、進んでいきます。
宮森もあまり仕事が分かってない形で展開されるので制作進行のお仕事自体やアニメ制作の大変さを感じる事ができるのでオススメです。
現在劇場版が公演している事もあり、アニメ制作に興味がある方は見られているかもしれませんね。
アニメなので映像としてみることができるのは助かります。
様々なクリエーターからも共感の声が届いているので、結構現実寄りになっているのだと思っています。
アニメ制作の裏側をハケンアニメの小説で感じる!!
こちらは制作進行ではなく、監督・プロデューサー・アニメーターと話毎に主人公が変わる書籍です。
興味ありますが僕はまだ読んでいません……
どう著者の作品の「かがみの孤城」は読んでいますが、伏線やそれぞれの心理状態が伝わってくる話でした。
アニメ業界における複数会社が関わることになる大変さもしっかりと描かれていると考えています。
アニメ作成の制作進行のお仕事をSHIROBAKOで確認しよう!!
アニメ制作の制作進行のお仕事を考えるならSHIROBAKOを視聴するのが一番です。
SIHROBAKOを視聴すると分かると思いますが、制作進行は「間の仕事」になります。
アニメ制作には次の工程の作業があります。
- 企画
- 脚本
- デザイン
- 絵コンテ
- レイアウト
- 原画
- 動画
- 色指定
- 彩色
- 撮影
- 編集
- アフレコ
- ダビング
この仕事の中に制作進行が担当する仕事はありません。
しかし、すべてに関わってきます!!
作中で宮森が走り回っていたり、謝ったりしています。
その光景の通りで工程から工程の橋渡しとスケジュール管理が制作進行のお仕事になります。
一般の会社で言うと中間管理者のような苦しみがあるんだろうなと感じています。
ほぼ人とのやりとりがお仕事ですから。
ちなみにSIHROBAKOの言葉を現場で人に指摘する際に使っていると特集であります。
この言葉からもSHIROBAKOを見ることが実際の制作現場を感じることに繋がると思っています。
また、SHIROBAKOはアニメ制作を目指す人の一つのフィルターになっている言葉もあります。
現実寄りだということであり、志望者も入社してから違ったという事を思って後悔して欲しくないという思いもあると思います。
異業種への転職だと周囲からの遅れにもなるので、それなら入社前に異なる業界に目を向けさせるのはアニメ業界側の優しさだと思います。
アニメ制作はどう大変で辞めたくなるの??
SHIROBAKO作中でも「やめたい」や「逃亡」という言葉がでてきますが、業界の闇が見えますよね。
何故そのような気持ちになってしまうのでしょうか?
一緒に作品を作り上げる達成感、その作品が放映されてテロップには自分の名前も載る嬉しさがありますよね。
そういう嬉しさがあるのに辞める人は絶えないからこそ、SHIROBAKOでも辞めるような言葉が出ていると思われます。
理由としては主に次の2点があります。
- プライベートが無くなる
- 制作スタッフとの人間関係
プライベートが無くなるのは単純に忙しいという事以外にもあります。
それはフリーランスの方とも一緒に仕事をしているからです。
フリーランスの人は自営業で製作物で報酬が決まります。
休日という概念自体がないのがフリーランスの人の感覚になります。
ですので、会社が休みだからと言って連絡が入らないわけではありません。
SHIROBAKOでも宮森は個人携帯で仕事の人とやりとりしていますよね。
また、アニメ制作の初期はともかくある時点から遅れが出てくると思った方いいです。
その結果スケジュールの引き直しや各場所への謝罪や催促と言った事をやらないといけなくなります。
こういう面で心がやられてしまうのが二つ目の「制作スタッフとの人間関係」になります。
長時間労働だけでも辛いのに、そこに精神面でも社内外からプレッシャーがかかります。
うつ病やパワハラが社会問題で言われるように精神面の影響は多大です。
大変な人がいるバイトをした方なら分かると思いますが、当事者になると思っているよりも精神面で堪えますよね……
それが毎日繰り広げられるのでやってられなくなってしまうのです。

と思う事でも実際に毎日やられると病みます
その結果で辞める人が多かったりするわけです。
場合によってはSHIROBAKOで中途入社する平岡大輔のように抜け殻になってしまうかもしれません。
平岡は巨作のアニメを作る事を夢見ていたので、入社後のギャップでも業界からは離れずに続けられています。
業界に絶望し人間関係でトラブルになって退職を繰り返すことになっても、別の制作会社に転職しているのは夢のおかげです。

平岡のようにただアニメ好きではなくて、アニメ制作で叶えたい夢がないと非常にツライ業界だと思います。
制作進行で人間関係のトラブルに発展する原因ですが、制作スタッフへの作業量過多です。
作業量過多の背景には制作資金が少ないという問題があります。
制作資金が少ないからこそ会社としては多くの仕事を取らないと給料を払えなくなります。
その結果が制作スタッフの作業量過多に繋がっています。
どの会社がというわけでなく業界のマネタイズにも影響してくるので、個人の努力で対応できる問題ではないです。
このような闇の部分を踏まえた上でもやりたい場合は是非アニメ業界に飛び込んで下さい。
僕としてはいいアニメを今後も見たいと思うので、アニメ業界は活性化して欲しいと思います。
まとめ
今回はアニメ制作の制作進行の裏側が知れる作品や実際の話を記事にしました。
アニメ制作の裏側を見れる作品を紹介しました。
- SHIROBAKO
- ハケンアニメ
このような作品を見ると一般的にふんわりしていた仕事内容も業界の闇の部分も見えてきます。
調べるだけでは業界の事を知るのは難しいので、作品を見る事で少しでもアニメ業界の理解を深めましょう。
特にSHIROBAKOは業界の人が新人に指摘する際に使っているので、チェックしましょう!
またアニメ制作の制作進行で大変だと言われるのは次の点です。
- プライベートが無くなる
- 制作スタッフとの人間関係
この点については業界を志望する前にしっかりと考えたい所です。
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