小説の書き方の本でライトノベル初心者向け3選!!考え方に悩む処方箋

小説を少し書いた後に考えるのが「自分の小説をどうしたら面白くなるのか?」という疑問ですよね。
頭で思い描いていた物語を実際に文字に書き起こした瞬間は面白いと感じます。
しかし、少し期間が経つと見え方が変わってしまいますよね……。
最高だと思っていた物語が全く入り込めない話だと感じると改善の悩みが出ます。
でも、小説の改善の考え方や方法の取っ掛かりがないと困ってしまいますよね。
そこで、僕が今まで読んだ小説に関わる本の中でオススメの本を記事にしています。
ただ、僕自身がライトノベルを考えているせいか物語の構成のような本は参考になったと感じていません。
その為、作家の書き方の考え方や自伝というタイプの書籍のみ挙げています。
小説の書き方の本でライトノベル初心者向け2選!!
僕が目指しているのはライトノベル作家であり、現在はWEB投稿をしています。
ライトノベルの良さというのはエンターテイメントの面白さがそのまま出ている事だと思います。
それは「面白いのが正義!!」という考え方です。
一言で面白いと言っても作家それぞれで考えが異なります。
書き方の本を通して作家の考え方にも深く感じていきましょう。
- 小説の面白さというのはどういうことなのか?
- 小説を書くために何を考えているのか?
- 小説をどのようにに書き上げていっているのか?
上記の点が含まれている本をピックアップしています。
小説の書き方を冲方丁さんの本で知る!!心に残る作品を書くために
書籍名 | 冲方丁のライトノベルの書き方講座 |
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著者名 | 冲方丁 |
著者名(カナ) | ウブカタトウ |
代表作 | マルドゥック・スクランブル
天地明察 |
ライトノベル以外にもアニメやゲームといった事でも活躍をしている冲方丁さんの書籍です。
代表作にある「マルドゥック・スクランブル」やアニメの「蒼穹のファフナー」を例に出してプロット等の紹介を本書でしています。
冲方丁さんの作品ではまずテーマを決めた上で小説内でどれだけのことをしていくのかという事を考え抜いています。
それゆえに出版される小説は重みのある内容になるし、読んだ後に考えさせられる内容になるのだと感じました。
小説で面白いだけではなく「何か」を読者に感じさせたいと考えているのでしたら、テーマやプロットの考え方は参考になります。
ちなみに僕は本書を参考にしようとしましたが、深すぎて挫折しました。
しかし、考え方というのはとても参考になりました。
冲方丁さんの「冲方丁のライトノベルの書き方講座」を読むと次の事が分かります。
- 著者の作品のプロットとその考え方が分かる
- テーマを小説に表すために行っている事
- 出版されている本を参考にする時の勉強の仕方
小説の書き方を林トモアキさんの本で知る!!キャラや軽快なテンポを書くために
書籍名 | 現役プロ美少女ライトノベル作家が教える! ライトノベルを読むのは楽しいけど、書いてみるともっと楽しいかもよ! ? |
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著者名 | 林トモアキ |
著者名(カナ) | ハヤシトモアキ |
代表作 | ミスマルカ興国物語
「お・り・が・み」から続く精霊サーガ |
僕の記事の中に何度か出ている、林トモアキさんのライトノベルの書き方の本です。
林トモアキさんのファンなのでオススメしないわけがありません。
コメディやギャグを書きたい人は書き方の本と併せて林トモアキさんの本を読むのをオススメします。
圧倒的なキャラ立ち(著者含む)にビビります。
ちなみに、林トモアキさん自身が「ラブコメは無理」というのをライトノベル界隈では珍しく公言しています。
ライトノベルの初期の時代から活動していて約20年程活動しています。
冲方丁さんと違ってテーマを小説に落とし込んでいるタイプではなく、面白いのを書くというのを目指しているタイプの小説家だと感じています。
僕は受賞ばかり考えている時に読んで、本来の面白い小説を書くというのを思い出させてくれました本にもなります。
内容もライトノベルのストーリーの中で解説をしていく形になっているのでとても読みやすいです。
※林トモアキ節は健在です
今回の書籍の「現役プロ美少女ライトノベル作家が教える! ライトノベルを読むのは楽しいけど、書いてみるともっと楽しいかもよ! ?」でもまずは楽しく書く事を推している事からも感じます。
- 小説を書くのをもっと楽しむ
- プロットはあまりなく、簡単な見出しレベルから話を展開させる
- 出版されている本を参考にする時の勉強の仕方
- 学校で学ぶ文章構成を重視しなくてもいいと思うようになる
小説の書き方の本で初心者向け1選!!視野が広がる本
先の項目ではライトノベルを書いている作家の書き方の本を挙げました。
この項目では書き方ではなく小説家という観点で視野が広がる本を挙げていきます。
小説家になる段階ではいい作品を書くというのが最優先にもなります。
しかし、小説家というのは個人事業主です。
会社員のように会社が保証してくれるわけでもないので、生活は自分で考えていく必要があります。
その為、書き方以外にも小説家として小説との関わり方や売り込みの参考になる本を挙げています。
小説の書き方を村上春樹さんの本で知る!!推敲や海外展開の考え方
書籍名 | 職業としての小説家 |
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著者名 | 村上春樹 |
著者名(カナ) | ムラカミハルキ |
代表作 | ノルウェイの森
ねじまき鳥クロニクル 1Q84 |
朝のニュースでも流れる程のベストセラー小説を世に放っている作家の村上春樹さんです。
海外でも人気が高いですが、出版社に頼らず自分で活動して海外で自作の小説をヒットさせている珍しい方だと思います。
小説の書き方という観点ではほとんど語っていないですが、推敲にどれだけ時間をかけているのかという一般の書き方の本では触れられていない部分にも目を向けられています。
書籍はノウハウではなく自伝に近い形で書かれているので、記事内にある他の本よりは読み難さを感じます。
しかし、出版社に任せきりにせず自分で活動をしているのはとても勉強になります。
村上春樹さんの「職業としての小説家」を読むと次の事が分かります。
- 小説の推敲や構成にどれだけ力をいれているか
- 小説を書くということへの向き合い方
- 日本だけでなく海外でも活動するという販路を広げる考え方
まとめ
僕が今まで読んだ小説に関わる本の中でオススメの本を記事にしました。
同じライトノベルというジャンルを書いている作家でも、考え方次第で書き方が全く異なるものになります。
まだ自分の書き方に悩んでいる段階なので系統が違う作家の考え方を読んで自分が向いている適性を考える参考にしましょう。
実際に書籍化しているので、書き方の書籍内で書かれている方法を使用して本人の作品から勉強をさせてもらいましょう。
書き方の本の中で言っている事がどういう事なのかがより一層分かるようになります。
ライトノベル以外でも小説家として生きていくと考えた際に参考になる本を挙げました。
出版社の刊行物が減少傾向という話は語られてから久しいです。
出版社も余裕がないので、受賞しても安心できる環境ではありません。
視野を広く持ち自分の小説との向き合い方を考えるキッカケになる本を挙げています。
まず書くことが必要ですが、悩んだ際や書き上げた際に読むと新たな気付きを得られます。
小説完成後から日数が経過してからも面白いと思うような小説をかけるようになれるように、色々な考え方を吸収しましょう♪
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