執筆の悩み

小説の最初の一文で冒頭が読まれるか決まる!!考え方のポイントやコツは!?

目安時間 18分

小説の冒頭の一文というのは悩むポイントですよね。

 

小説の中にはライトノベル、一般文芸、純文学という区分があります。

しかし、小説の冒頭の一文という事においては「読者のココロ」を掴むという点で同じでしょう。

 

読み進める為にも、本をレジに持っていくという行動を促すためにも冒頭の一文はとても重要です。

洋紅色(ようこうしょく)
洋紅色(ようこうしょく)
僕は本屋で小説を見るときはプロローグで決める事が多いです!

重要と分かっても実際にどう書けばいいのか困ってしまいますよね。

僕も執筆で困ったので、ライトノベルで冒頭の一文はどのように書かれているか考えました!!

 

この記事では次の点を記述しています。

  • ライトノベルの最初の一文を分析!
  • お気に入りの本で最初の一文を学ぶコツ!

 

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小説の最初の一文はどういう狙いかラノベで分析!!

小説の最初の一文を確認している女性

 

 

小説の最初の一文をどういいか書けば分からないと悩んでいても始まりませんよね。

なので、僕は今まで読んだライトノベルの内で好きな作品の冒頭の一文を見返しました。

 

シリーズの1冊目をいくつも見ていく内に小説の冒頭の一文で使われているパターンは限られることが分かりました。

 

パターンがあるという事は狙っている事は似通っているという事です。

 

洋紅色(ようこうしょく)
洋紅色(ようこうしょく)
狙いを理解すれば小説の最初の一文を考えるキッカケになるよね!

小説の最初の一文のパターンは3種類!!

僕が持っているライトノベルを見返していて、気づいた小説の最初の一文のパターンは次の点です!

  • 独り言」や「宣言
  • 個人が感じる情景
  • 出来事を語り口で語る

 

区分するとこの3つに分けられます。

 

僕が好きなライトノベルでは一番上の「独り言」や「宣言」が多かったです。

 

 

この3つの区分に分けていますが共通している事があります。

「読み手の感情を動かす」と「最初の一文がすんなり頭に入ってくる」です。

 

文章量は多くても1行(約34文字)に多くの作品は抑えています。

 

小説の最初の一文のパターンは3種類!!独り言や宣言

小説の最初の一文の独り言や宣言を実際試しながら執筆する男性

 

小説の最初の一文は会話で始まっている作品が多いと思っていましたが、確認してみると見られなかったです。

 

会話と思っていたのは、メイン人物の「独り言」や「宣言」で始まっている作品でした!

 

例を挙げると次のようなライトノベルです。

 

「今日こそは……。今日こそは……」

出典:俺を好きなのはお前だけかよ

 

「これは、ひどいな……」

出典:アサシンズプライド

 

また、変わり種で会話文や回想の括弧を付けていませんが、レポートの内容を独り言形式で語っています。

はじめに一つだけ、断っておくべきことがある。

出典:空戦魔導士候補生の教官

 

全てアニメ化された作品ですが、原作(ライトノベル)の冒頭はこのように始まっています。

 

 

小説の最初の一文が特に意味のある文章になってなかったり、この文章だけだと分からないです。

分からないからこそ読み進めたくなりませんか?

 

洋紅色(ようこうしょく)
洋紅色(ようこうしょく)
ぇ?どういうこと??

こんな感じの感情が浮かんできますよね。

冒頭で「独り言」や「宣言」形式で始まっている作品はこの感情を狙っていると感じます。

 

 

例として出した3作品ですが、どの作品もこの文章から作品の雰囲気も何も分かりませんよね。

 

小説を読者として読んでいる時は、小説の最初の一文から何も分からない事を利用されて読み進めさせられてしまいます。

 

小説の最初の一文のパターンは3種類!!情景

小説の最初の一文で雪山を登る男性の緊張した状況を思い浮かべる

 

小説の最初の一文が「情景」なのは、「独り言」や「宣言」と同様に多くの作品で使われています。

 

例を挙げると次の作品です。

誰もが息を詰め、漏らしてしまいそうになる恐怖を喉の奥に封じ込めていた。

出典:鋼殻のレギオス

 

長剣の切っ先を、突き付けられている。

出典:魔弾の王と戦姫

 

独り言」や「宣言」と同様に両方ともアニメ化された作品です。

 

独り言」や「宣言」とは異なるのが、文章として状況が伝わってきている所です。

その上で臨場感緊迫感といった冷や冷やした感情が小説の最初の一文で読者も感じます。

 

そして(この先どうなるのか?)という思いと共に文章を読み進めていってしまいます。

 

 

「独り言」や「宣言」では内容を読者に理解させないというのがポイントでした。

 

しかし、「情景」では状況を読者に理解させたうえで(プロローグでの)主人公と同様の緊張感を与えるのがポイントです。

 

 

情景でも風景の情景が冒頭の一文になっているのは、僕が好きな作品ではありませんでした。

 

小説の最初の一文のパターンは3種類!!語り口

小説の最初の一文の語り口を実際に録音して試そうとする女性

 

 

「語り口」は先に出した二つと違って一文ではありませんが。

僕は個人的にこの「語り口」を一つの文として無理やり見ます!

 

ちなみに少数派の書き出しになります。

 

 

「語り口」としてピンときそうなのが、前出の「空戦魔導士候補生の教官」の最初の一文を思い浮かべるかもしれません。

 

そのようなのではなく、「昔話の始まり」や「登場人物の昔を懐かしむ語り」です。

 

 

1文ではないので、抜粋は控えます。

例としては「氷結結界のエデン」や「英雄のパンドラ」になります。

 

イメージとしては文章ではなくて、短歌や俳句のイメージで文章を読ませている感じです。

スペーステンポ文章量がポイントです。

 

 

小説の最初の語り口でどのような世界観かのさわりを読者に感じさせるくらいにします。

そして、小説の世界観が合わない人は去ってもらうくらいの気概が必要だと感じます。

洋紅色(ようこうしょく)
洋紅色(ようこうしょく)
ページを区切るので、次のページを開いてもらうエネルギーを持たせるには特定の人だけに集中しないと厳しいと感じます。

 

僕が分析した3つの種類の中では一番難しい手法だと感じています。

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小説の最初の一文を分析して気づいた本質って何?

小説の最初の一文の本質を考える女性

 

前項で小説の最初の一文を分析しました。

その事から大きく3つに分類しました。

  • 独り言」や「宣言
  • 個人が感じる情景
  • 出来事を語り口で語る

 

この3つの事から小説の最初の一文で、まず第一に考えているのが次の行(ページ)を読んでもらう事です。

 

言うなれば、最初の一文だけで小説に「満足」や「見切り」をして本を閉じてもらわない

 

 

その為に最初で専門用語を突っ込むのは基本的にはありません。

専門用語を出すとしても「語り口」タイプです。

洋紅色(ようこうしょく)
洋紅色(ようこうしょく)
氷結結界のエデン」で一単語専門用語が使われていますが、後半です。

 

分析の結果見えてきた、一文に込めるのは次の点です。

  • 文章からの共感の感情を読者が感じる
  • 一文だけでは不満足感疑問を感じる

 

この2点を何故狙っているか僕が考えた結論は

読者を掴むです。

 

一文でファンになってもらうくらいの勢いで、小説の最初の一文は考えるものと感じています。

 

 

ノベルゲームだと好感度のステータスで、メインルートに入るか決まりますよね?

【ノベルゲーム】

小説をゲーム化したようなジャンルです。

主人公の行動を選択肢から選ぶ事で物語が分岐する。

 

小説との大きな違いは中盤以降で選択肢の結果によりメインストーリーが分岐し、メインストーリー毎のエンディングが用意されている。

 

最近は「Fate」シリーズが広く知られている作品の一つ。

 

ノベルゲームのメインルートに至るパラメーターの閾値を小説の最初の一文で一気に超えるくらいのイメージです。

 

専門用語って物語を読み進めないと分かってこないですよね。

人間は理解できない事を理解しようとするのをストレスに感じます。

 

小説内の理解できない事の代表が専門用語です。

だからこそ、小説の冒頭の一文で専門用語を僕が読んだ中の殆どの作品は出していないと考えています。

 

 

専門用語を出す事はノベルゲームでの好感度減少だと考えると僕はスッキリしました。

小説内で好感度調整をしてメインルート閾値を、最初の掴み以降一度も閾値を下げ切らないという事です。

 

洋紅色(ようこうしょく)
洋紅色(ようこうしょく)
小説読者の好感度ステータス表示とかあったら嬉しいですね

こんな妄想が浮かんできましたが、読者は画一的ではないので難しそうですね。

 

 

僕が考えた小説の最初の一文の本質をまとめると次の2点です。

  • 最初の一文で読者を掴む(小説のメインルート閾値を超える
  • その後の展開で小説を閉じられない(小説へのメインルート閾値を一度でも割り込まない

 

こんな感じで小説の最初の一文を捉えるとスゴイスッキリしました。

その後の展開もどうしたら、好感度を下げないかなという視点で考えていけばいいと考えていけます!

 

 

洋紅色の自論なので、納得できるようでしたら取り入れてみて下さいね♪

 

小説の冒頭の書き方の学び方!?お気に入りのラノベが教科書!!

小説の冒頭の書き方をお気に入りのラノベで学ぶ女性

 

小説の最初の一文の考え方はこれまでで分かりました。

しかし、実際に小説の最初の一文で読者を掴むには具体的にどのように学べばいいのか疑問に思いますよね。

 

 

小説の最初の一文を学ぶには実際に小説を読むのが一番です。

よく「名著を読むべし」と言われていますが、ライトノベルの場合は名著を読まなくてもいいと思います。

 

万人に受け入れられるモノでもないですし、今は個人の趣味が多岐に渡ります。

もっと小さいスポットに焦点を当てて、自分が好きな作品の感覚を学ぶのが一番です。

 

 

僕が行ったように、自分が好きな作品はどのようになっているのかな~っと調べます

冒頭の一文だけならそんなに時間はかかりません。

 

好きな作品で影響を受けて作家になる人はいます。

洋紅色(ようこうしょく)
洋紅色(ようこうしょく)
僕は好きな作品に影響を受けて小説を書き始めたクチです。

自作の小説は好きな作品とどこか似てきます。

 

なので、好きな作品の「最初の一文を見てどう感じるのか?」を考えます。

好きな作品の最初の一文で受けた感情を自作の小説で感じさせるにはどうするのかを練習していくのが一番です。

 

好きな小説を参考するのは、似た雰囲気の作品を参考にする事になります。

 

 

そのため名著だからと言って、自分が面白いと思わない作品であれば自分の血肉にはならないと思います。

 

まとめ

ライトノベルで冒頭の一文はどのように書かれているかを僕の好きな作品で行い考えました。

 

分析した結果3つのパターンに分かれていると考えます。

  • 独り言」や「宣言
  • 個人が感じる情景
  • 出来事を語り口で語る

 

この3パターンで狙っているのは何かを考えていくと読者の心を掴む事だと考えます。

 

 

更に考え出すと「ノベルゲームの好感度調整だ!!」という明後日の方向に飛んで行ったような考えを掘り当てました!!

自分で何考えだしたのかとツッコミを入れました……。

 

しかし、意外と考え出すとピンとくる感覚だと思っています。

 

感性の相性はあると思いますが、ノベルゲームの感覚でポイント操作でピンとくるならば参考にして下さい。

 

 

理屈の部分を考えても実際に良い一文が考えられるかどうかは分かりませんよね。

その為の感性を磨くために僕は好きな小説の最初の一文を読んで、どのような感情になるか等を考えていくのがお勧めです。

 

名著を読んでも、感覚が分からなければ上辺だけになるのでは?と僕は思います。

 

 

読み続けてもらえる作品を書けるようにお互い頑張りましょう♪

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一度諦めた小説家の夢を再度33歳から目指す事をしています!

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