小説の書き方に基本ルールって何があるの?意味や目的は?

小説を書いていて気になる事の一つに「文章にルールってあるの?」って気になりますよね。
小説を投稿サイトに投稿しても、中々読み続けてもらえないのは何か原因があります。
読み続けてもらえない原因の一つに、作成している小説の書き方が基本的なルールになっていないという事があります。
小説のコンテストは一次で落ちると思った方がいいですし、WEB小説でも一定数読まれない可能性が発生します。
小説を書く際に意識する点はいくつもありますが、技術でどうにかできる部分は取り入れていきたいですよね。
アイデアのように発想をする必要なくできるんですから!
この記事では小説の書き方の基本的なルールと意味や目的を書いています。
小説の書き方の基本ルール!➀禁則処理編
この項目では、小説の書き方の基本ルールでの禁則処理を見ていきます。
【禁則処理】
小説などの分野それぞれで禁止している項目に対して対処する事
小説の禁則処理は対応しておかないと、「文章を知らない人」と思われたり「本を閉じられる」という行動に繋がります。
頭を使う事はなく機械的に対処していけることなので、把握しておきましょう!
僕が目指しているライトノベルでも、刊行されている書籍は守られていると感じています。
小説の基本ルールでの禁則処理をしっかりと押さえておきましょう!
僕が把握している小説の基本ルールでの禁則処理は次の6点です。
- 三点リーダーとダッシュの使い方
- 句読点の使い方
- 改行後では字下げ
- 感嘆符の使い方
- 単位はカタカナ表記
- 縦書きと横書きでの数字表記
それぞれを細かく見ていきます。
小説の書き方の基本ルールの禁則処理!三点リーダーとダッシュの使い方
三点リーダー(…)とダッシュ(―)の使い方を見ていきます。
【三点リーダー】
違う使い方去れている点として中黒を三つ(・・・)で表現している人もいます。
しかし、三点リーダー(…)は一文字として表現したモノの事を言います。
その為、中黒を三つで書いているのは三点リーダーとは呼びません。
三点リーダーとダッシュは偶数個で使うのが正しいです。
三点リーダーの簡単な例を見ていきます。
※ダッシュも同様の使用方法です。
- ……彼に言われた言葉を理解するのに時間がかかった。
- 私はお腹が空いた…………。
- …彼に言われた言葉を理解するのに時間がかかった。[奇数個なのでNG]
- 私はお腹が空いた・・・・・・。[偶数個だが中黒なのでNG]
三点リーダーとダッシュは手で一つづつ打つと個数を間違いかねません。
2個セットを辞書登録しておくと間違えにくいですし、便利です!
小説の書き方の基本ルールの禁則処理!句読点の使い方
小説の文章で句読点の使い方を見ていきます。
【句読点】
句点(。)と読点(、)の総称として「句読点」と呼ばれています。
句点は文の終わりに使用します。
読点は文の息継ぎをする所で使用し、文章を読みやすくします。
句読点の使い方は次の3点に分けられます。
- 小説の行頭に句読点を使用しない
- 小説の文章の終わりに句点を付ける
- 小説の文中に適度に読点を付ける
基本的に小学生の国語の授業で習った事ですね。
句読点の使い方はそれぞれで違うの復習を兼ねて細かく見ていきましょう。
小説の書き方の基本ルールの禁則処理!小説の行頭に句読点を使用しない
小説の文章ではなくて行の頭に句読点が来ないように注意することです。
小学校の作文で文頭に句読点が来る場合には、行末に句読点を入れるように言われましたよね。
それを電子媒体でも行いましょうという事です。
ただ、この点はワープロソフトだと自動制御してくれますし、WEB投稿サイトでも対応しているサイトがあります。
テキストエディタで小説を書いている場合でも、印刷時だけワープロを利用したり、WEB投稿サイトに投稿する事で対応可能です!
小説の書き方の基本ルールの禁則処理!小説の文章の終わりに句点を付ける
小説の文章の終わりには基本的に句点(。)を付けます。
しかし、一部の文章では例外として文末でも句点を付けません。
- 会話文で文末の直後が鍵括弧(「」)を閉じる時
- 文末が感嘆詞(!や?)で終わっている場合
小説の文章の終わりに句点を付ける事の簡単な例を見ていきます。
- 私はお腹が空いた…………。
- 「君と話がしたい」
- いくら財布の中を確認してもお金が足りない!
- 私はお腹が空いた………… [文末なのに句点が無い]
- 「君と話がしたい。」 [会話文で鍵括弧の前に句点は不要]
- いくら財布の中を確認してもお金が足りない!。 [感嘆詞が文末にあるので句点は不要]
僕は会話文の文末には句点を付けていました。
もし、ご認識をしている点がありましたら、これからは間違えないようにしましょう!
小説の書き方の基本ルールの禁則処理!小説の文中に適度に読点を付ける
小説の文章を読みやすくするために適度に読点(、)を付けます。
小説の書き方の禁則処理の中では、一番曖昧性が高い項目になります。
小説の文章の意味合いを変えずに読みやすくする為に、一文のどこに読点を打つのが良いかは機械的に行う基準を出せないからです。
どこに読点を置くといいのかは実際に文章を読み返すと分かりやすいです。
小説を執筆している時ではなく、推敲をするタイミングで修正するのがオススメです。
小説の書き方の基本ルールの禁則処理!改行後では字下げ
小説の文章で改行後の字下げを見ていきます。
正確には段落の最初の文字は一文字空白を入れる事です。
ブログや一部のWEB小説では段落の最初では字下げされていません。
しかし、書籍化されている小説を見るとしっかりと字下げされています。
ですので、小説の段落の最初は「全角スペースを1文字」入れましょう。
小説の段落の最初に全角スペースを1文字入れる簡単な例を見ていきます。
※例では全角スペースを□として表現しています。
ブログを日々目にしていると間違いやすい部分になります。
小説を書く時には注意しましょう。
小説の書き方の基本ルールの禁則処理!感嘆符の使い方
小説以外にもSNS等でも良く使われる感嘆符(!や?)について見ていきましょう。
SNS等とは違い小説の場合には書き方のルールが感嘆符にもあります。
小説の感嘆符の書き方の基本ルールでの禁則処理は次の点です。
- 感嘆符を使用した直後に全角スペースを入れる
- 感嘆符を数量的な意味で多用しない
感嘆符の使い方を細かく見ていきましょう。
小説の書き方の基本ルールの禁則処理!感嘆符を使用した直後に全角スペースを入れる
小説の感嘆符(!や?)を使用した直後には全角スペースを入れます。
全角スペースを入れるのは会話文のみという言われる方もいます。
恐らく、一般的な小説では地の文では感嘆符を使わないからだと考えています。
僕の目指しているライトノベルでは、地の文の取り扱いもかなり自由度が高いです。
その為に地の文でも会話文でも感嘆符が出てくる作品は少なくありません。
いくつか手元にあるライトノベルを確認すると、地の文で感嘆符の後には全角スペースを入れています。
ですので、会話文や地の文関わらず「感嘆符の後には全角スペース」が必要です。
小説で感嘆符を使用した直後に全角スペースを入れる簡単な例を見ていきます。
※例では全角スペースを□として表現しています。
- 「本当に?□Aは違う事いったけど……」
- □そうだ!□ここで間違いを訂正する必要がある!
- 「本当に?Aは違う事いったけど……」 [感嘆符の後に全角スペースが無い]
- □そうだ! ここで間違いを訂正する必要がある! [感嘆符の後に全角ではなく半角スペースになっている]
長い間細々と小説を読んでいましたが、僕は気づいていませんでした(;・∀・)
小説の書き方の基本ルールの禁則処理!感嘆符を数量的な意味で多用しない
小説の感嘆符(!や?)を一度に使用する量の事です。
漫画だとバトルシーン等で3つ以上使われている場合がありますよね。
小説の場合には感嘆符を使いすぎてはいけないと言われています。
小説は文章で表現するので、安易に記号だけで表現しようとしてはいけないという意見もあります。

感嘆符の漫画的な表現とは別に、小説は基本的に縦書きなので一文字に変換できる形式のみというのが納得できます。
ですので、ライトノベルでも「!!」や「!?」といった形までにすべきという事です。
小説で感嘆符を数量的な意味で多用しないの簡単な例を見ていきます。
- 「本当に!?□Aは違う事いったけど……」
- □そうだ!□ここで間違いを訂正する必要がある!!
- 「本当に!??Aは違う事いったけど……」 [感嘆符の数が多い]
- □そうだ!! ここで間違いを訂正する必要がある!! [一文字に変換されていない]
小説の感嘆符の量の事を知るまでは心情に合わせて付ければいいと思っていました。
しかし、ライトノベルでも基本的には文章表現で行うので、感嘆符の量で心情を表すのは逃げになると感じています。
小説の書き方の基本ルールの禁則処理!単位はカタカナ表記
小説の書き方の基本ルールでの単位の書き方を見ていきましょう。
ここで言う単位はメートルやキログラムといった尺度を表している単位です。
小説で頻繁に使う事ではありませんが、単位は基本的にカタカナで表記します。
小説で単位をカタカナ表記する簡単な例を見ていきます。
- 先月と比べて体重が3キログラム増えた……。
- 先月と比べて体重が3kg増えた……。 [単位をカタカナで表記していない]
学校などでは単位は基本的に英字で打ちます。
しかし、小説の内容で単位を使用する時にはカタカナ表記が正しいので注意しましょう。
小説の書き方の基本ルールの禁則処理!縦書きと横書きでの数字表記
小説で数字が必要になる時の書き方の基本ルールです。
ちょっと厄介なのですが、小説の数字表記は縦書きと横書きで次のように異なります。
- 縦書き:漢数字(一、二、三)
- 横書き:算数字(1、2、3)
このように縦書きと横書きで表記が変わるので、作成後小説をどちらで応募/公開するのかを考えてから作成しましょう。
基本的なのは先に挙げた通りなのですが、一部例外があります。
次に該当する場合には縦書きと横書きに関わらず一律の表記になります。
- 慣用句やことわざは漢数字
- 漢数字にすると違和感が出る物(用紙サイズで使われる「A4」等)
小説の書き方の基本ルールの禁則処理!縦書きと横書きどちらで書くか
コンテストの応募であれば、形式が明示されているので指示に従った表記にしましょう。
WEB小説投稿サイトでは縦書きと横書きの両方を読者自身で選択できるサイトもあるので悩みますよね。
僕はWEB小説投稿サイトのデフォルトが縦書きと横書きのどちらになっているかで判断するのがベターだと思います。
また、自サイトで小説を公開するのであれば、縦書きと横書きバージョンの両方を作っておくのも一つの手です。
小説の書き方の基本ルール!②文章作法編
前項の禁則処理では対処しておくべきことを記述しました。
本項目の文章作法編では、場合によっては対処しなくてもいい内容を記述しています。
文章作法に該当するのは次の点です。
- 縦書きと横書きでの改行
- 括弧の使い方
- 文中での二重表現は避ける
- 文中で「の」の連続使用を避ける
- 小説内で言葉の統一
- 顔文字や(笑)などの表記を避ける
先ほどと同様に細かく内容を見ていきましょう。
小説の書き方の基本ルールの文章作法!縦書きと横書きでの改行
小説の書き方での改行についてです。
段落の為の改行ではなくて、空白行を入れるかどうかの改行です。
縦書きと横書きで改行の考え方が少々異なるようにいくつかの作品を見て感じています。
- 縦書き:意味ある区切りで改行
- 横書き:見やすさを意識して改行
縦書きの場合、空白行は1冊の小説を読んでいても頻繁には出てきません。
シーンや人物の切り替わり等の一呼吸置くべきポイントで使用されています。
横書きの場合には、WEB小説投稿サイトでの作品を見た経験からの考えです。
ブログのように読みやすさを意識しての空白行を入れています。
縦書きの意味あるポイントでの切り替わりの場合には話数を切ったり、通常よりも空白行を多く入れています。
僕の初期の投稿作品のように空白行をあまり入れていないと、横書き表示では詰まって見えてしまいます。
縦書きと横書きの違いを意識して執筆をすると読み難いと読者に感じられにくくなります。
小説の書き方の基本ルールの文章作法!括弧の使い方
小説の書き方の文章作法として括弧の使い方を見ていきましょう。
鍵括弧(「」)は一般的ですので割愛します。
ここでは二重鍵括弧(『』)と丸括弧(())の使い方を見ていきます。
それぞれの使い方は次の通りです。
- 二重鍵括弧(『』):他者の発言の引用
- 丸括弧(()):文中の単語の補足
- 丸括弧(()):登場人物の心情や独り言
ライトノベルだと比較的自由度高く括弧を使われているように感じます。
ですが、基本としては上記のようになっています。
例えば二重鍵括弧を読者に印象付けたい重要なキーワードに使われている場合もあります。
それぞれの括弧に違う意味を持たせるとしても、小説内で括弧をどのように扱うかは統一をしましょう。
小説を読んでいる読者が混乱して物語に集中できなくなってしまいます。
小説での基本の括弧の使い方の例の簡単な例を見ていきます。
- 「Aが言っていた『変革』ってどういう意味だ?」
- □投げられた椅子(本来は座る為の物)が悲鳴を上げながら、その形状を無残な姿に変えていく。
- (苦労して経費をちょろまかして買った椅子だったのに……)
- 「Aが言っていた《変革》ってどういう意味だ?」 [二重鍵括弧ではない]
- □投げられた椅子『本来は座る為の物』が悲鳴を上げながら、その形状を無残な姿に変えていく。 [丸括弧ではない]
- □苦労して経費をちょろまかして買った椅子だったのに……。[丸括弧ではない]
ライトノベルでは地の文も心の声のように使っている作品もあるので、そこまで厳密に考える必要はありません。
しかし、括弧の取り扱いは設定資料などにまとめて作品毎に統一するようにして読者を混乱させないようにしましょう。
小説の書き方の基本ルールの文章作法!文中での二重表現は避ける
小節の文章作法では1つの文章の中で二重表現を避けるようにします。
【二重表現】
同じ意味の言葉を文中に使用する事
小説を読む読者が鬱陶しく感じますし、文章として違和感を持ちやすいです。
小説での文中での二重表現の簡単な例を見ていきます。
- 私は階段を上る。
- 私は階段を上に上がる。 [上という意味の言葉を2回使っている]
話し言葉等で日常的に使っている言葉でも間違っている事もあります。
日々使う言葉を意識していきましょう。
小説の書き方の基本ルールの文章作法!文中で「の」の連続使用を避ける
小説の文章作法では1つの文章の中でなるべく「の」の連続使用を避けるようにします。
僕もよくやってしまうので日々注意していますが、自分で読み直しても「の」を連続で使うとクドく感じてしまいます。
目安として「の」が3回連続して使用していたら修正をしましょう。
一文の中で「の」が2回の場合には状況によってスルーしています。
「の」は使いやすい言葉なので、気づかずに多く使っている事もあります。
小説での文中で「の」の連続使用の簡単な例を見ていきます。
- 私は君のゲームをPSにセットした
- 私は君のゲームのソフトのディスクをPSにセットをした。 [「の」を3回使っている]
小説の文中に入れようと思えば比較的容易に入れれてしまう「の」という副詞です。
漢字が続く時には見やすくする意味でも「の」を入れた方がいいケースもあります。
しかし、連続使用してしまうと文中の読み難さが急激に増します。
小説の文中で「の」を連続使用している場合には、なるべく違う表現に置き換えましょう。
小説の書き方の基本ルールの文章作法!小説内で言葉の統一
小説の文章作法として小説内で同じことを指す言葉をなるべく統一する事です。
小説内の1つの文章だけでの事ではなく、シリーズや1つの小説を通しての事になります。
先に出した括弧の項目のように緩い感じで行う事だと僕は思っています。
目的も括弧の項目と同様で読者を無用に混乱に陥らせない為です。
小説を読んでいて指している言葉が分からないと、ストレスに感じますよね。
しかし推敲の記事にも書きましたが、表現は多彩にするのが望ましい面もあります。
どんな言葉でも同じ言葉に統一をしてしまうと、小説全体として単調になってしまう危険性もあります。
小説内の単調のならないように気を配りますが、一番大事なのは「言葉の統一を無視する場合に、なにかしらの意味はあるのか?」というのを考える事です。
小説全体の事を考えて判断していきましょう。
小説の書き方の基本ルールの文章作法!顔文字や(笑)などの表記を避ける
小説内では顔文字や(笑)等の表現を基本的には避けるようにします。
顔文字や(笑)等を使うのは会話では起りえないからです。
小説の地の文でも同様で、顔文字や(笑)等は基本的には違和感を覚えやすい表現だと思っています。
しかし、メールやSNS上の出来事といった特定状況下では使われる表現です。
小説のシーンでメールやSNS上のシーンでしたら使っても違和感は覚えません。
また、会話でもコメディ作品では相手を煽る時に使う場合もあります。
そういう時には誰かが突っ込まないと自然になると僕は感じています。
ですので、基本的に顔文字や(笑)等の表現は避けますが、シーンによっては使っていきましょう。
小説の基本ルールを意識する意味は?
これまでは小説の基本ルールの事を見てきました。
この項目ではそもそも基本ルールを意識する意味を見ていきましょう。
形だけ真似るのも効果がありますが、自分のモノにするには基本ルールがある意味を知っておく事が大切だと僕は思います。
小説に基本ルールがあるのは小説を読む読者が読みやすい為にあると僕は考えています。
ここまでで色々と小説の基本ルールを紹介してきました。
しかし、小説を面白くするために行う事を一つも書いていないのは読みやすくる為なのが基本ルールの目的だからです。
小説の基本ルール文章作法編で曖昧に記述しているのも、小説の基本ルール禁則処理編と違って使い方によっては面白さを半減させてしまう可能性があるからです。
小説家になって出版も考えている方は多くの人に読まれる方が好まれます。
出版社も出版後に赤字というリスクを減らしたいですからね(;・∀・)
顕著に書籍化率が上がるのは、4万pt(累計300位)ぐらいからに見えます。
2万ptぐらいだと、書籍化は7~10作に1作ぐらいですかね。
もしレーベルさんからのスカウトなんてものがあるんだとしたら、4万ptぐらいからじゃないでしょうか。
作成済みの文章量などの要素もありますが、4万ポイントという数字を取る為に読まれる読者母数を減らしたくないですよね。
自作の小説の読者母数を減らさない方法の一つとして小説の書き方の基本ルールに則るというのが大切だと考えています。
打算的かもしれませんが、文章の書き方で拒否反応を起こす人を減らしたいですよね。

そうなると「好き勝手な文体で書いてここまで届かないのか?」という疑問が出てきますよね。
この点については人によると思います。
キャラや物語が面白ければ小説の書き方を気にされない方でも達成すると考えています。
出版時には小説の書き方に則った修正指導が入ると思います
小説を書いている人の中で他の人に読んで欲しいと考えている人は多くいると思います。
また本気で小説家を目指していない人でも、あわよくば出版したいという人は少なくないと思います。
プラスポイントとなる面白さの追求を考えるのも大切ですが、
マイナスポイントになる文章の読みやすさも技術的に回避する事で
小説家出版の道も近くなります!
その為にも、「読者が読みやすくなるにはどうすればいいのかな?」
という意識を持って小説の書き方を取り入れていきましょう!
小説の基本ルールを意識する意味は?コンテスト編
ライトノベルでは電撃大賞等多くのコンテスト(種類によって書籍確約もある)があります。
WEB小説を書きながら、このようなコンテストも見据えている場合には考えている人は少し考え方が異なります。
下読み経験者の方の話を見ていると、コンテスト応募の場合は一次選考で面白さよりも禁則処理等の部分で切られるようです。
むしろ面白さの部分で弾くのは2次選考以降のとの事です。
一つでもあるとNGではなくて、程度問題はあるようです。
出版社としては出版を見据えている以上、多くの人に読んで貰うためのプロ意識も見ていると思います。
その為に、小説を書く基本ルールはコンテストも見据えている人は必須だと考えておきましょう。
小説のルールよりも書く事の方が大切!
僕が目指しているライトノベルや一般文芸は「小説を書く事の方が大切」だと思います。
逆に純文学を考えている人には合わない考え方になります。
ライトノベル寄りの小説では文章の正確性よりも「キャラ」や「物語」で大部分の面白さは決まります。
小説と一括りにされますが、エンターテイメント作品になりますので(´・ω・`)
僕が知っている小説の基本ルールを記事にしていますが、これだけでも結構多いですよね(;´・ω・)
なので取り入れるのが大変ならば書いて投稿をしていく事の方が大切です!
僕は書いて小説投稿サイトに投稿した結果、根本的に面白さが出てない気がするので文章ルール等も考えました……。
僕の作品は作者的にも不満があります。
それでも「面白い」と言っていただいたり、「読んで損しない」と時間を使う価値がある作品と認めて頂く声は頂けます。

僕の事例からも小説の基本ルールに則っていなくても、面白いと思っていただける人はいらっしゃいます。
そのために優先すべきは作品の執筆だと考えています。
その上で推敲時に考え直したり、読者を増やしたくなった時に小説の書き方の基本ルールを取り入れる形で良いと僕は思います。
見ていると小説の禁則処理は基本ルールを意識する人の中で、指摘している人が多い印象です。
執筆に余裕があるならこちらから意識したい所です。
まとめ
この記事では小説の書き方の基本的なルールと意味や目的を書きました。
小説の書き方のルールでも基本的に守るべき禁則処理編と状況的によっては使わない方がいい文章作法編に分けました。
中には既に知っている事もあると思いますが、小説を読んでいても意外と気づかない事もあります。
知識として入れておくだけでも今後の執筆生活で違和感を持ちやすくなります!
小説の基本ルールの意味は「読者が小説を読みやすくする」為にあります。
小説の基本ルールもこの点の為に存在すると僕は考えています。
僕が目指しているライトノベルでは書き方は自由といわれますが、出版されている書籍では(特に禁則処理)いると思います。
読者の事が読みやすいと感じる上での自由だと思います。
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