小説の書き方で初心者が押さえる概要5点! 作成工程の流れを明確に!

思い立って小説を書きたくなった時に、どのような手順で作成すればいいのか疑問に感じませんか?
文書の書き方は学校で習いましたが、小説の書き方の手順を学ぶ事はなかったという方も少なくないと思います。
僕自身最初の小説は手探りで困りました。
細かい書き方を見ていく前にどのような流れで作っていくのかを知る事が大切だと僕は思っています。
小説の作成開始から投稿サイトへの公開やコンテストへの応募までの流れを見ていきましょう。
今回は個人の小説作成の全体の流れを記事にしました。
小説の書き方で初心者が押さえる5点!
小説を書く上で初心者がまず押さえておきたいと僕が考えているのは、小説作成の大まかな流れと各項目の概要です。
個人で小説作成をしていく流れは次の5点になります。
小説を作成するというと小説執筆のイメージが強いですよね。
各工程を知らない人でも小説を書くと言うと小説の原稿に向かって執筆をしているイメージが強いです。
しかし、実際の小説作成には5点もの項目があります。
小説を読者に見える形にする為に、白紙の紙に色を付けていく作業は小説執筆になり多くの時間がかかります。
小説の色付けを見栄え良くしたりするのに小説執筆以外の各工程作業というのはとても大切です。
どの工程でも小説を通して読者に何を与えていくのかというのが大切です。
執筆も踏まえた各工程での作業のポイントを見ていきましょう。
小説の書き方で初心者が押さえる5点! ➀準備編
小説の準備は小説を書く元となる事を考えていきます。
自分がどんな小説を書こうとしているかを考えていかないと内容について考えられないので、この工程で考えていきます。
集中して行う事もありますが、日々の生活の中で小説作成の為の準備を行う場合もあります。
小説の準備編で行う事は次の事です。
- 各種リサーチ
- ターゲットの決定
- テーマやコンセプトの決定
自分の好きな作品等を知って、創作に関する事を集めていきましょう。
リサーチ作業をしていく中で自分が作成する作品はどのような事を核にするかも決めます。
小説の書き方で初心者が押さえる5点! ②プロット編
準備編で準備ができてきたらプロットで作品の構成を考えていきます。
プロットの書き方と言うの作家それぞれで異なりますが、作品本文の執筆で困らないように決めておきます。
プロット編で行う作業は次の点です。
- プロットの作成
- 各種設定の作成
作家によってはプロットと設定は分けて行うかもしれません。
僕はプロットを固めて行く上で設定というのは随時追加していくので、相互に行う事にしています。
プロットを固めておくことでこの構成で面白いのか、といった事を考えることができます。
本文を書き上げてからよりもプロットの段階で構成を考える方が負担が少なくできます。
小説の書き方で初心者が押さえる5点! ③本文執筆編
プロットや設定がまとまったら待ちに待った執筆です。
小説の書き方として初心者の方の場合には表現方法等が気になりますよね。
ですが、そういった事は次の推敲編に行います。
小説の本文を執筆してく中で大切な事は次の1点です。
なんとしても作品を書き上げる!!!
本当にこの1点に尽きます。
小説の品質を少しでもいいものにしようとして、考えていくと中々書きあがらずに挫折する事に繋がります。
本文を執筆していく中で振り返らず、立ち止まらずに意地でも書き上げる。
頭で思ったように書けずに辛く感じる事も少なくないので、小説を書き上げる事が何よりも大切です。
実際に昔、僕は振り返りばかりして書き上げる事ができなかった作品があります。
品質向上は推敲で行うと割り切って自分の作品を書き上げていきましょう!
小説を書いていく中で読み難い気がして仕方がないようでしたら、次の記事の技術的な書き方を参照して下さい。
小説の書き方で初心者が押さえる5点! ④推敲編
小説の推敲を平たく言うと書いた小説の見直しになります。
小説作成作業の中での重要な項目なのですが、新しく作らないので退屈に感じてしまう点にもなります。
個人で行う場合には推敲のみになります。
編集者が付く場合には、校閲等と言った言葉が使われるようになります。
小説の推敲でも校閲でも注意する点は同じです。
- コンセプトやテーマが読者に伝わるか
- 読者にとって読みやすくなっているか
推敲でこの点をずらさない為に次の物を携えて推敲を行います。
- 小説の準備編で考えたテーマやコンセプト
- 小説の準備編で考えたターゲット
- 小説のプロット編で考えたプロット
- 小説のプロット編で考えた各種設定
小説の推敲で注意する点は多いですが、次の4点です。
- 小説の構成の確認
- 小説の設定ズレの確認
- 小説内の表現や文章技法の見直し
- 小説内の誤字脱字の確認
推敲の中で技術的な部分については次の記事に記述しています。
小説の推敲はやり込むとキリがない部分になります。
ほどほどを注意しましょう。
小説の書き方で初心者が押さえる5点! ⑤投稿編
小説の推敲まで終わると小説は完成しています。
最後に小説投稿サイトへの応募やコンテストへの応募を考えていきます。
小説投稿サイトについては次の記事に記述しています。
小説の投稿編で意識するのは
小説本文に興味を持って開いてもらえる仕掛けをする事です。
小説の投稿や応募で意識するのは次の点です。
- 思わず手に取りたくなるタイトル
- ついつい本文を読みたくなるあらすじ(アピール)
- 小説を見つけてもらう為のジャンルやタグの設定
小説投稿サイトへの投稿でもコンテストへの応募でも、相手に読んで楽しんでもらう(又は評価)事が大切です。
小説に限らずイラストや動画でも見切れないほどの量があります。
その為に見つけてもらうという点がとても大切です。
更に小説の場合は読み切るのに、イラストや動画よりも多くの時間が必要です。
本文に入る前に期待して開いてもらえるようなあらすじ(アピール)にするというのは大切です。
数多くある作品の中から手に取って本文を読んでもらえるように、小説本体以外の部分を考えます。
小説の書き方で初心者が押さえる5点のまとめ
個人の小説作成の全体の流れを記事にしました。
個人の小説作成の流れは次の工程になります。
- 小説を書く為の準備
- 小説の構成を考えるプロット作成
- プロットを元に小説本文の執筆
- 小説を書き上げた後に行う推敲
- 小説を完成させた後に投稿や応募
小説作成全体として意識をするのは小説を通して読者に何を与えていくのかというのは大切です。
小説作成の各工程でそれぞれ注意する事はありますが、忘れないようにします。
まずは全体感を把握し、詳細については小説作成をしながら一つ一つ身に付けていきましょう。
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