小説のあらすじの書き方のポイントは? 意味や感性の磨き方!

小説投稿サイトに投稿する際に「あらすじ」を考えるのに困りませんか?
他の方の作品を読むときにはさらっと読んでしまいます。
しかし、いざ自分が書こうとしようとどうかけばいいのか悩んでしまいます。
実際に自分が本を手に取る時には、次の状況であらすじを確認しています。
- 書店
- Amazon等の通販
- 電子書籍
- 小説投稿サイト
上記のように無料、有料を問わずあらすじを見ています。
書き終わった小説を投稿サイトにアップしたいです。
しかし、一呼吸おいてあらすじを考えてみることで本文を読んでもらえる確立が上がると考えています。
投稿サイトに投稿する小説のあらすじを書く為のポイントや意味を本記事で確認しましょう。
小説のあらすじの書き方のポイントは?
小説のあらすじの書き方のポイントをまず見ていきましょう。
あらすじを書くと言うと小説の内容の一部を書けばいいと考えがちです。
しかし、ただ小説の内容に沿ったあらすじを書けばいいのではなくポイントを外さないように選ぶ必要があります。
小説のあらすじのポイントを抑えて書くことができるようになると、グッっと読者の心を掴みやすくなります!
読者の掴みをした後に本文を読み進めてもらうには次の記事を参考が参考になると思います。
小説のあらすじの書き方のポイントは? 効果的な文字数!
あらすじを書いて読者に興味を持ってもらいたくても、文字を投稿サイトの制限まで詰めればいいというわけではありません。
「小説家になろう」で検証された情報があるので引用をさせてもらいます。
300文字~600文字くらいで読みたくなるようなあらすじを書きましょうということですね。それ以上は書いてもそこまで効果はないようです。書きすぎても逆効果。ただ、短くても長くてもポイントが高い作品もあるので絶対というわけではありません
「小説家になろう」のあらすじの上限文字数は1000文字です。
制限一杯に書こうとすると、文章が長すぎてだらけてしまったり、パッと見で文字が多すぎて読む気が無くなってしまうという事があると考えています。
また、手元にあるライトノベルの裏表紙にあるあらすじをいくつか数えてみました。
あらすじが長めのレーベルで300文字前後です。
ちょうど「小説家になろう」の検証データの下限になる文字数になります。
この事からも300文字程度というのが人がパッと見で抵抗なく読める文章量だと思います。
また、「小説家になろう」のシステムであらすじが300文字以上になると「続きを読む」という文字が出て隠されてしまいます。
「小説家になろう」も300文字以上になると読者が読み難くなるという配慮だと感じています。
ですので、作品のあらすじを書く際には300文字以内にまとめる事を意識するのが大切です。
小説のあらすじの書き方のポイントは? あらすじの構成!
小説のあらすじの書き方の構成を見ていきます。
あらすじの文字数は300文字を目指しますが、その短い文字数の中でも構成を考えて書いていきます。
文字数を読者に負担なく読んでもらうのに対して、
構成では小説への興味をより高くするという役割があります。
小説のあらすじの構成は3部に分けて作成をします。
小説のあらすじの書き方のポイントは? あらすじの第一部:インパクトのある紹介
この部分では一文で物語の主要となる事を伝えます。
一つ注意するのがインパクトやキャッチーな感じでまず読者の興味を引き付ける文にする事です。
戦闘城塞マスラヲのあらすじからの引用です。
無職で貧乏、宅急便の受取さえ緊張する対人恐怖症のヒデオ。
出典:戦闘城塞マスラヲ
この作品では、キャラクターで興味を引いています。
あらすじの最初の文章だけでも窮地な状況にいるのが汲み取れます。
キャラクターでなくても、経営する店やVRゲーム名、核となる固有名詞、本文の中の一文があります。
ただ書くのではなく、「おっ!?」と思わせられるかがポイントです。
小説のあらすじの書き方のポイントは? あらすじの第二部:疑問を与える
小説の次のポイントは読者へ疑問を与える事です。
「どうなるの!?」
という疑問があるからこそ本文を開きたくなります。
メインイベントやトラブルへの巻き込まれるという事を持ってくると疑問が出てきます。
第二部は一文でなくても長くなっても問題ありません。
例として、戦闘城塞マスラヲのあらすじからの引用です。
ひきこもっていた彼は電子精霊のウィル子に焚きつけられ、究極の武闘大会「聖魔杯」に挑む。
出典:戦闘城塞マスラヲ
控えめに言って貧弱な主人公が武闘大会に出場とか意味不明です。
何がどうなってそんな事になったのか気になってしまいます。
このように疑問を読者に与えられると本文を読みたくなってたまりません。
小説のあらすじの第二部が一番苦労しますが、大切な部分になります。
まずは持ってくるシーンを書いた後に推敲していい魅せ方に変えていきましょう!
小説のあらすじの書き方のポイントは? あらすじの第三部:付加情報でジャンルを伝える
小説のあらすじの第三部は全体的な情報を付け足して、ジャンルや世界観を読者に伝えます。
自分が読みたい作品と違うと嫌ですよね。
読者に無駄な時間を使わせない為にも、こういうお話ですというのをここで伝えます。
「○○ファンタジー」
のような形で書かれていたりしますよね。
残りの文字数の中でキーワードを入れていく形になります。
自分の小説の主要な要素を書きだして、文章にする為にキーワードを当てはめていく形で作るとそれっぽくなります。
読者自身の感性に合うかどうかを判断してもらう部分になります。
肩の力を抜いて気楽に記述しましょう。
あらすじの意味や目的は?
あらすじの意味や目的を抑えておきましょう。
小説のあらすじの書き方のポイントは先述しました。
しかし、小説のあらすじの目的を分かっているかどうかで変わってきます。
あらすじは300文字という短い文章の中に込めなければいけません。
小説のあらすじの目的として不要な部分は削いでいく必要があります。
あらすじの意味や目的は? 本文を読んでもらう為!
一つは本文を読んでもらう為です。
あらすじの本来の意味としては「概略」になります。
全体像を書くのが本来の意味に則った書き方になります。
しかし、小説を書くので本文を読んで楽しんでもらいたいです。
本来のあらすじの意味と異なりますが、
内容への意欲を高めて本文を開いてもらう
事があらすじの目的になります。
あらすじの意味や目的は? 読者の嗜好との判断!
もう一つが読者の嗜好と合うか判断をしてもらう事です。
先述しましたがあらすじは300文字程度に収まります。
300文字程度であれば数分で読むことができます。
しかし、本文を読み始めた後に嗜好と違うと分かった場合、あらすじよりも多大な時間がかかります。
あらすじで読者が嗜好の判断できないと
- 読者:多大な時間を消費
- 作者:悪印象を読者に持たれる
という双方にとってよろしくない状態になります。
逆に、読みたい人に提供すればお互いにWinWinになります。
読者の嗜好と合っているかのキーワードをしっかりと盛り込みましょう。
あらすじの感性を磨くには? 書き方を生かす!
あらすじの書き方は最初に文字数と構成を記述しました。
そうは言っても枠組みを知ったからと言ってもいいあらすじを書けるようにはなかなかならないですよね。
良いあらすじを書けるようになるための感性の磨き方を知りたいですよね。
良いあらすじを磨く為には、次の点があります。
- 書籍化されている作品のあらすじを読む
- 小説投稿サイトの高評価やランキングのあらすじを読む
上記のような作品を読んでいく事で、自分がつい本文を読みたくなる部分を頭の中にストックしていきましょう。
小説のあらすじの立ち位置は? 前後の工程は?
小説のあらすじは繋ぎをする役目になります。
どこをつなぐかというとタイトルと小説本文です。
小説を探す場合にまず読者が目を惹くのはタイトルです。
なのであらすじをいくら頑張ってもタイトルが悪ければ、あらすじをみても貰えません。
また、あらすじを読んでもらい本文を開いてもらえたとしても、本文で掴めなければ読者は離れてしまいます。
その為に最初の一文というのはとても意識をされます。
小説のあらすじの書き方のポイントのまとめ!
- 小説のあらすじの書き方のポイントは?
- 小説のあらすじの書き方のポイントは? 効果的な文字数!
- 小説のあらすじの書き方のポイントは? あらすじの構成!
- あらすじの第一部:インパクトのある紹介
- あらすじの第二部:疑問を与える
- あらすじの第三部:付加情報でジャンルを伝える
- あらすじの意味や目的は?
- あらすじの意味や目的は? 本文を読んでもらう為!
- あらすじの意味や目的は? 読者の嗜好との判断!
- あらすじの感性を磨くには? 書き方を生かす!
- 小説のあらすじの立ち位置は? 前後の工程は?
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